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英語を使った仕事に就く~番外編~

30代で自分のキャリアに悩んだ時、「英語が話せたら、カッコいいし、給料も上がるだろう」そんな思いから、英語を本気で学ぼうと決意した。それからめぐりめぐり、英語を話せる人材を採用する仕事に就いた。

私はもともと、帰国子女でもなく、日本の英語教育しか受けてこなかった、ごく普通の日本人だ。20代の頃は、英語を喋れることへの漠然とした憧れがあった。「〇〇だけでいい英会話」とか「1日〇〇でTOIECのスコアがアップ」などのタイトルや帯に惹かれ、英語に関する本やテキストを買った。が、どれもなんだか、しっくりこず、半端に終わった。

英語に関わらず、すぐに成果が出るといううたい文句を商品、サービス、画像は世の中にたくさんある。もちろん、全てを否定するつもりはないが、

自分にあった方法をみつけ、少しづつでも続ける

これに尽きると思う。自分の最適な方法であれば、確かに短期間に成果が目に見えるだろう。それは、もともとポテンシャル/素養があって、それに見合った方法なのだから、結果が出て当然だ。ただ。短時間だけを売りするのは、個人的には反対だ。英単語やフレーズを詰め込むだけなら、短時間で覚える方法は有効だが、語学とは、話すにしても、書くにしても、

人とのコミュニケーションの取るための”道具”

なのだ。例えるなら、スマホだって道具だ。その道具を使って何をするのかは、人によって違うが、最終的には人と人を繋げている。機能の高いスマホを買っても、十分使いなせないことは良くある話。語学だって、完全にマスターしたら、どこへでも行け、どんなことも出来るわけではない。たとえ、語彙力が限定的でも、お金を稼ぐことも出来るし、外国人と結婚もできる。

英語を使って、仕事をして、その先に何をしたいのか。

そうした目的/ヴィジョンがあるか、ないかは、語学習得のキーであることは変わりない。

追記:chiyoizmoさんのイラストを使わせていただきました。ありがとうございました。


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日系、外資、大手、ベンチャー、様々な企業の採用の携わってきました。そして私も自信も、応募をして何度も不合格、不採用をもらいました。採用する側、採用される側、両方の視点から、「それって変じゃない?」と思えることをお話しすることで、仕事探し、キャリアの悩む方の心が少しでも軽くなることを願っています。

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