ビキニフィットネス・ビキニ・フィットモデル、豊胸は必要?
こんにちは!
元ビキニフィットネス・フィットモデル競技者のYurikaです。
ビキニフィットネスをはじめフィットネスコンテストを見ていると、減量して全身の脂肪がないはずなのに、豊かなバストを持つ選手、いますよね。
そのような選手を見ると、「コンテストに出場するには、豊胸が必要なのでは…?」と思ってしまう方もいるのではないでしょうか?
今回は、「コンテストに出るのに豊胸は必要なのか?」というお悩みにお答えしていきます!
1.大会に出るのに豊胸は必要?
✅豊胸はマストではない
結論、コンテストに出場するのに、豊胸はマストではありません。豊胸手術をしていない選手もたくさんいます。
私が選手時代に見た限りでは、豊胸手術をしていない選手が大半です。(もちろん、直接聞いたわけではないので、あくまで自分の感覚です)
✅もちろん、豊胸をしている選手もいる
中には、豊胸手術をしている選手ももちろんいます。競技のためにやっている方もいれば、審美目的でもともと豊胸手術をしていらっしゃる方もいます。
そのため、一概に「競技のために豊胸した」とは言えません。
✅豊胸は審査に影響するのか?
JBBF・マッスルゲート・FWJの審査基準には、バストの豊かさについての記述はありません。
ただし、どのカテゴリも「トータルでの女性らしい美しさ」を審査することから、「全く関係ないもの」ではないと私は考えます。
大きさがどうこうというよりも、バストが美しく見えることが大切ではないでしょうか?
2.豊胸しなくても胸を盛る方法はある?
✅衣装によって盛りやすさが変わる
豊胸をしなくても、衣装の着用方法・パッドの詰め方によってバストを大きく見せることは可能です。
JBBFやマッスルゲートで主に着用されるロシアンビキニ(カップ型ビキニ)、FWJで主に着用される三角ビキニのそれぞれで見ていきましょう。
✅ロシアンビキニは盛りやすい
ロシアンビキニは非常に胸を盛りやすいです。デフォルトで3cm程度のパッドがついていることが多く、それだけで2カップ程度は胸を盛ることができます。また、自分で詰めものを増やすことで更に胸を盛ることが可能です。
ただし、せっかくのプッシュアップ効果も、正しく衣装を着用できないと効果が半減します。そのため、衣装は必ず正しく着用しましょう。
✅三角ビキニの場合
FWJで主に着用される三角ビキニは、ワイヤーが入っておらず、布面積も小さいため、ロシアンビキニと比較すると胸が盛りづらいです。
Olympiaなどに出場しているNPCのトップ選手の豊胸率が高いのはこのためと考えられます。
ロシアンビキニのようなボリュームは出しにくいと思いますが、詰め物を工夫することで、胸を盛ることは可能です。
3.胸を残して減量はできるのか?
✅除脂肪しながら胸を残すのは難しい
コンテストに挑戦する女性は、だれもが「胸を残して減量できれば…」と考えると思います。しかし、結論から言うと、減量しながら胸を残すのは難しいです。
おっぱい=脂肪なので、減量=除脂肪とは相性が悪いです。「残して減量する」よりも、いかに盛るかを考えることをお勧めします。
まとめ
ビキニフィットネス・ビキニに出場するのに、豊胸はマストではない
JBBF・マッスルゲート・FWJの審査基準には、バストの豊かさについての記述はない
どのカテゴリも「トータルでの女性らしい美しさ」を審査することに注意
ロシアンビキニは三角ビキニよりも胸を盛りやすい
衣装を正しく着用したり、パッドのカスタムで胸を盛ることはできる
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた!