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意外と起きる!衣装トラブル~フィットモデル編~

※この記事は、私のブログ「ビキニフィットネスやろうよ!」で公開していた記事を再編集したものです。

こんにちは!
元ビキニフィットネス・フィットモデル競技者のYurikaです。

必死でトレーニングをして、減量をして、ポージング練習をして、迎えるコンテスト。当日は万全でいたいですよね。

しかし、たとえ当日でもトラブルはたくさん起きます。そのうちの1つ、一番焦るものが「衣装トラブル」です。

2022~2023年、私はJBBFフィットモデルに出場していました。今回は2023年シーズンに見かけた衣装トラブルをご紹介します。

フィットモデルに出場されるみなさんは、万全の準備をして臨んでくださいね!

※この記事は2023年の衣装規定に基づいて執筆しています。出場の際は、最新の衣装規定を必ず確認してください。



1.衣装トラブル ドレス編

✅スカートが透ける素材で衣装規定NG

このパターンは複数回見かけました。対処が大変なこともあり、精神的にもダメージが大きいケースです。

2023年度から、透ける素材をスカート部分に使用することがNGになりました。そのため、昨年度着用して問題がなかったドレスが2023年はNGになるケースが見受けられました。

裏地をつけないと、そのドレスでステージに上がることはできません。

✅スリットの深さで衣装規定NG

衣装規定にある、「動作中に股関節が見えない深さであること」に引っかかりNGになる事例です。こちらも2023年度から追記された項目になります。

スリット部分が深いと、ドレスを翻した際に動作中に下着が見えてしまうことがあります。

オールジャパンではこちらの指摘を受けていた人が多かったようです。

✅ファスナーの破損

これは実際に私に起きたトラブルです。あまりに動揺してしまい、ほかの選手の方が声をかけてくださいました……。ありがとうございました…。

このあと、あれこれ工夫をしてドレスを着ることができ、無事にステージに上がることができました。

✅生地のほつれ・破れ

規定でNGとはなりましせんが、生地のほつれ・破れはよく見かけます。

サテンやラメ生地は引っ掛けてしまうとすぐに傷がつきます。ベルベット素材は比較的破損しにくいので、耐久性を考えてベルベットを選ぶのもありだと思います。

✅クリアストラップの破損で衣装規定NG

バンドゥタイプのドレスに付属する、透明なビニールストラップが破損してしまうケースです。

衣装規定では「肩ひもなしは不可」とされているので、対策をしておく必要があります。

2.衣装トラブル モノキニ編

✅お尻の布面積が足りず衣装規定NG

衣装規定では、モノキニのお尻側の布は「1/2以上を覆うこと」とされています。

明らかに1/2に満たない場合は、布を足す等の修正を指示されます。例年必ず該当者がいる印象です。


まとめ

2023年度に見かけたフィットモデルの衣装トラブルには次のようなものがありました。

  • ドレスのスカートが透ける素材で衣装規定NG

  • ドレスのスリットの深さで衣装規定NG

  • ファスナー破損

  • 生地の破損

  • バンドゥタイプのドレスのクリアストラップの破損で衣装規定NG

  • モノキニのお尻の布面積が足りず衣装規定NG

前年に着用したドレスが、翌年も着れるとは限りません。必ず最新の衣装規定を確認しましょう!

それではまた!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

ここからは、「衣装トラブルにあわないための対策」「衣装トラブルが起きてしまった場合の対処法」をご紹介します。


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