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【コンテスト初心者に伝えたい】大会前のディプリート・カーボアップ・塩抜き・水抜きは必要なのか
※この記事はPRを含みます
※この記事は、私のブログ「ビキニフィットネスやろうよ!」で公開していた記事を再編集したものです。
こんにちは!
元ビキニフィットネス・フィットモデル競技者のYurikaです。
コンテストが近づくにつれて、「ディプリート&カーボアップ」「水抜き&塩抜き」など最終調整についての言葉を聞いて、自分もやるべきなのかな…?と思っている方は多いのではないでしょうか。
今回は、「ディプリート&カーボアップ」「水抜き・塩抜き」の効果やリスクをご説明したいと思います。また、サポート特典では、私の実体験も公開します!
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1."最終調整"と言われているもの
✅ディプリート&カーボアップ
ディプリート・カーボアップとは、
炭水化物を摂らずに(もしくは極端に減らして)ハードなトレーニングを数日行って体内の筋グリコーゲンを枯渇させ(ディプリート)
その後一気に大量の炭水化物を取る(カーボアップ)ことで筋肉を一時的に張った状態ににする
ことです。後者は「カーボローディング」と呼ばれることもあります。
✅塩抜き・水抜き
水抜き・塩抜きとは、「体内の水分量を減らして皮膚下の水分を抜き、ドライな皮膚感にすることでよりハードな仕上がりにする方法」です。
ヒトは体内の塩分濃度を一定に保とうとするので、水を抜きたい場合は同時に塩分も抜いていくことになります。
2.リスク
"最終調整"と呼ばれている方法には、それぞれリスクがあります。
✅ディプリート&カーボアップのリスク
・ディプリートによる精神的な辛さや疲労、体調不良の可能性がある
・ディプリートにより、学業や仕事に支障が生じる可能性がある
・多量の炭水化物を入れることにより、むくむ可能性がある
・炭水化物量が適正でないと、メリットは得られない
✅水抜き・塩抜きのリスク
・脱水症状を引き起こす可能性がある
・逆にむくむ可能性がある
・パンプアップがしづらくなる可能性がある
水分も塩分もヒトの生命を維持するのに、非常に大きな役割を果たしています。極端な水抜き・塩抜きは、生死の危機に繋がる可能性もあります。
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3.最終調整は必要なのか
✅私個人としては、女子フィットネスカテゴリにおいては不要
個人の見解となりますが、女子フィットネスカテゴリ(ビキニフィットネス・フィットモデルなど)においては、最終調整は不要と思われます。なぜなら、得られるメリットよりも、リスクの方が大きいためです。
まず、ディプリート&カーボアップについては、該当カテゴリに求められる筋肉量が少ないことから、得られる恩恵は少ないと思われます。
また、水抜き・塩抜きについても、女子フィットネスカテゴリではハードな仕上がり・ドライな皮膚感は求められないことから、不要だと思います。
✅劇的に「仕上がる」魔法はない
何か月も努力して作ってきた身体で、最後に極端なことをやって、"博打を打つ"という選択をするのはとても残念です。
「仕上がっていない体が仕上がる」魔法はありません。そして、「仕上がっている状態」なら、そのまま大会に臨めばいいだけのはずです。
やはり大会の1週間以上前にはきちんと仕上げて、一発逆転を狙わないことが大切だと思います。
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4.大会前の食事の参考になるおすすめ本
✅AthleteBody「肉体改造のピラミッド 栄養編」
「肉体改造のピラミッド 栄養編」第8章では、"競技者のピーキング"について触れられています。大会日にピークを持ってくるための栄養戦略について細かく書かれています。
「炭水化物」「水」「塩分」についても、どのくらいを摂ればよいのか、細かく書かれているため、おすすめです。
また、コンテスト当日の食事についても述べられているので、コンテスト初心者の方にぜひおすすめしたい1冊です。
まとめ
大会前の最終調整は魔法ではないので、「仕上がっていないものを仕上げる」ことは出来ない
大会の1週間以上前にはきちんと仕上げて、調整で一発逆転を狙わないのが大切
ディプリート&カーボアップとは、体内の筋グリコーゲンを枯渇させ(ディプリート)、その後一気に大量の炭水化物を取る(カーボアップ)ことで筋肉を張らせて、一時的に大きく見せる方法
水抜き・塩抜きとは、体内の水分量を減らして皮膚下の水分を抜き、ドライな皮膚感にすることでよりハードな仕上がりにする方法
どちらもコンディションが悪化するリスクがある
筋肉量の少ない女子カテゴリにおいては、メリットよりリスクが大きい
それではまた!
ここから下は、お礼の文章&私の"最終調整"実体験をご紹介します。この記事が役に立った!という方は、ぜひサポートをお願いします。
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