少しずつ世界は変われるらしい。
更新してなさすぎて
本当にノートに書くぐらいの気持ちで
書き留めてます。笑
10年間同じ観点から世界を見ると
誰も見てないだろうと思い書いてるので
ある人からは分かりにくい、
ある人からは面白いとたまに言われる
私独自の表現で行かせていただきます。
「同じ観点」とは「環境」についてです。
最近で言うところの「サスティナブル」
10年前だと「エコ・エシカル」
といった言葉しかなかったです。
10年前なんてそんな事言ってる人は
なんか神経質で動物愛護の
ちょっと変わった人ってイメージをだったと思います。
(違ったらごめんなさい。でも私がそんなイメージを持ってたので、少なくともあったかと思います。)
なんなら、つい3年前ぐらいまで
そんなイメージを持たれていました。
私がエシカルという言葉を知ったのは9年前です。
まだiPhoneが出て間もない頃に、高校1年生で初めて買ってもらった携帯がiPhoneで、携帯を持てた事が嬉しくて、その頃はインスタなんてなかったので、Twitterやブログで色んな事を知りました。
中学生の時に好きだった
ギャルモデルの鎌田安里紗ちゃんが
そう言った事をSNSで発信してくれて知りました。
あ、最初はエシカルって言葉もなくて
人や環境に優しい商品として「フェアトレード」の商品が紹介されてたと思います。
その時にはフェアトレードなんて言葉知ってる人は周りには1人もいませんでした。
フェアトレード商品を売っている会社は「ピープル・ツリー」ぐらいしかその頃はなく
福岡に取り扱い店舗がなかったので、高校生だった私は通販も許してもらえず買えなかったです。
そして、私がフェアトレードを知って数年後に
イオンからフェアトレードのチョコレートが発売された時はめっちゃ喜んで買いに行きました。
この時が一番最初に
「あ、世界変わってきてるな。」
と思った瞬間でした。
この出来事が約7年前ぐらいで
高度経済成長から、ほんの7〜10年前まで
世の中は環境に対してなにも問題定義せずに
大量生産大量消費を続けていました。
そして小さな声が上がり始めたのが
10年前。
そこから大きな声にするまでに
10年かかりました。
カンボジアでの視察〜ファストファッション時代〜
5年前に鎌田安里紗ちゃんの企画ツアーで
カンボジアに服作りの現場を見に行きました。
その頃はちょうどH&MやZARAやユニクロなど
ファストファッションが流行った時代で
安く売る裏にはサプライチェーンに隠れて劣悪な環境で働かされている縫製工場の人々が沢山いました。
当時は沢山作って沢山売って
次々と新しい服を買うのが風潮でした。
そんな事に疑問を抱く人なんて周りに誰もいなかった。
私がそんな事を発信しても
「意識高い系なのやばくない?うけるw」
そんな風潮でした。
確かに私がチャラチャラしてるのにそんな事言うからっていうのもあったかもしれませんが。笑
そのツアー時に、鎌田安里紗ちゃんに
「周りの人は全くエシカルなんて知らない。環境や資本主義の犠牲になってる人や動物のことなんて誰も考えない。私に出来ることなんてあるんでしょうか?」
と勇気を出して聞いてみたら鎌田安里紗ちゃんは
「あのね、タバコって昔はどこも喫煙出来て禁煙の場所なんてぜんぜんなかったの。けど、今は禁煙のところが多くて喫煙席は別だったり、なんなら喫煙所ぜんぜんなくて禁煙席が普通になったでしょ?
でもこんな事昔は誰も想像しなかった。だからエシカルやエコやフェアトレードとかの環境に気を使う事も普通になる時が来ると思うんだよね。
そのためには小さな声が必要。小さな声が沢山集まったらいつか世界が変わるかもね。時間はかかるけどね。」
って答えてくれて。
5年経った今、本当にそうなってて、世界が変わる事をこの観点から見て実感してます。
サスティナブルというトレンド
今年2020年に入って
ファッション業界で「サスティナブル」が唱えられ
大手有名ブランド、ハイブランドまでトレンドは「サスティナブル」だと言い始めました。
「厳密にはサスティナブルっていうトレンド感を出してるだけで中身はぜんぜんサスティナブルじゃないよ。」
なんて言葉も聞きますが
私が注目したいのはそこではありません。
「サスティナブル」がトレンドになった事が素晴らしいのです。
"環境に優しいということがかっこいい"
という風潮に少しでもなったことが
めちゃくちゃ凄いのです。
昔はエコなファッションなんて
ダサいと思われていましたが
そのイメージの改革は、意識の改革であり
意識が変われば、世界は変わるのです。
文明の飽和と原点回帰
環境なんて考える前に
小さい頃から考えていた事があって
それはなんとなくですが
「今の世の中は文明が発展し過ぎて、これ以上何かを生み出す事なんて出来るのだろうか。
もし出来たとして、今ですら文明の発展のために沢山の犠牲を出して、ゴミなんて処理し切れないぐらいあるのにこれ以上モノを沢山作って捨ててってしてたら、地球自体がゴミになっちゃう。
モノが飽和し過ぎてて、生産しても使われずに食べられずに捨てられてる。こんな世の中いつまで続くんだろう。
江戸時代みたいに100%リサイクルで循環させる事は出来ないのかな。むしろ、文明が飽和したら引き算で時代遡って地球の元の姿に戻るのかな。」
と考えていました。
なんて可愛くない思考の子供。笑
しかし、あの頃はなんの知識も無く漠然と思いましたが、今になってあの時考えてたこの考えに世の中がなってきていると感じました。
たぶんこれから先も、今私が考えてる通りになる気はするんですが、それを上手くビジネスに反映させれない自分の頭の足りなさがもどかしい。
これからの世界
これからは、「うわべ」が無くなると思います。
資本主義社会によってお金が価値を決めるようになり、お金を稼ぐために「うわべ」が増えた。
しかしこれからは「本質」が価値を生む時代。
それはモノの出来るストーリーや誰が作ったという付加価値。接客の価値、要は誰から買うか、その人の本質。
今まで付加価値と呼ばれていたものが、メインの価値になると思います。
むしろお金という概念が変わってくるかもしれない。
高いからいい、ブランドがいい、タワマンがいい、お金持ちでなんでも買えるからいい、なんて時代は終わるのかも。
自分が一番リラックス出来る生活に価値を感じるのかも。だから都会がいい、という価値も薄れるかも。
食糧難の未来も可能性あるし
だとしたら、田舎で畑やって自分で食べていける環境での生活が人気が出るかもしれませんね。
やはり原点回帰していくのか。
おわり
頭の整理のために書いたこのnoteでしたが
結論は原点回帰になりました。
おわり。