教育実習を終えて、と、私の未来への展望
お久しぶりです。ゆりかです。
大学のレポートやテスト、アルバイトなどばたばたしていたため、更新が滞っていました。
そして、9月6日~9月17日の2週間、特別支援学校へ教育実習に行ってきました。緊急事態宣言がでている中、実習を受け入れてくださった学校に対して感謝しかないです。今回は、実習を終えて、そして私のこれからへの決意を述べていこうと思います。
私は、肢体不自由の特別支援学校へ行きました。配属クラスの生徒たちは、言葉でのやり取りはできず、食事・排せつ・移動など日常生活において介助が必要な生徒たちでした。
初めはどう生徒と関わっていけばいいのか分かりませんでした。指導教諭をはじめ、周りの先生方は、生徒の目や手の動き、声などどんなに小さな反応も見逃さずに生徒の意思をくみ取り、コミュニケーションをとられていました。そのような姿をみて、こう関わればいいのかと、とても勉強になりました。
先生方の様子をみて関わり方を知り、積極的に関わっていくと、だんだんと生徒たちが私を認識して、手を伸ばしてきたり目線で訴えてきたり、声を出してきたりして関われるようになりとても嬉しかったです。
研究授業では、指導教諭にわからないところや指導案の言い回しに悩んだところを聞くと、いつも丁寧に教え一緒に考えてくださいました。
昨年、上司とうまく行かず職員室が怖くなったこと、全員が敵に見えていたことがあり、人を頼る、人に聞くということが億劫になっていた私にとって、いつも優しく受け止めてくださる先生の姿勢は本当に救いでした。
研究授業後、終わった安堵感とともに、先生がよかったことをたくさんおっしゃって認めてくださった嬉しさから自然と涙がでてきました。元々ない自信が昨年で更になくなり、自分は学校に必要ないんだ、と思っていた私に、存在を認めてくださり自信をつけてくださいました。最後の反省会で「給食の片付けなどを積極的に行う姿は助かりました。」とおっしゃっていただいたのですが、指導教諭をはじめ周りの先生方は必ず「ありがとう」と言ってくださるから、存在を認めてもらえたように感じ、積極的に動くことができました。先生方にとっては何気なくやっていたことでも、私はすごく救われてました。
このクラスだったから、指導教諭だったから
、2週間頑張ることができました。毎日学校に行くのが楽しかったです。実習が始まる前は2週間さえ乗りきれればよしと思っていましたが、最終日が近づくにつれ終わってほしくない、寂しい、そんな気持ちになっていました。
それほどこの教育実習2週間は自分にとって、楽しくて充実して、自信になった2週間でした。そんな気持ちにさせていただいた指導教諭、周りの先生方、そして配属クラスのみんな、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
大学卒業後の進路は、特別支援に関わる仕事をしたいです。
実習を通して、
自分のやりたいこと、戻る場所は特別支援である。と強く感じたからです。
いつか職員室のトラウマが克服されて、正規教員で働きたいと思えたとき、もう一度採用試験に挑戦したいと思います。それまでは、まずは特別支援学校の非常勤講師、もしくは今のアルバイト先のような、放課後デイサービスなど学校外部での教育・福祉の仕事で頑張っていきます。
また、学校と放課後デイサービスなどの外部機関との連携も考えていきたいと思いました。実習生として、学校の立場から放デイと関わらせてもらいましたが、送迎時は時間が限られており、様子を伝えたりするのは難しいなと感じました。
双方向の様子が分かるような、負担にならないシステムを構築したい。
そのために、再び大学院に行き、学校と放課後デイサービスなどの外部機関の連携について、研究をしたいと思いました。金銭面での問題があるので、働いてお金を貯めてからになりますが、私の大きな目標となりました。
地域に根付いた学校教育の実現を目指していきたいです!
長々と失礼しました。最後までお読みいただきありがとうございました。