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目に見えない大切なもの。15回目は「電磁波」。

お仕事されている方であれば、お昼ご飯は電子レンジでチン!簡単に温められて、冷凍食品も豊富にあるので、毎日使用している方も多いのでは。
私も勤務時代は毎日のように電子レンジ、1日3回使用することも。

年齢を重ねている方は「電子レンジはよくないのはわかっているけどね〜」「便利だからねぇ」と。
電子レンジがよくないことを私もなんとなく思ってはいたものの、理由を聞かれても答えられずにいました。

時短になるならいいでしょ、なんて。
温めすぎてプラスチックが変形したり、よくないんだろうなとは思ってはいましたけどね😅

電子レンジで加熱するとよくない理由としてはAGE(終末糖化産物)が産生されるから。
AGEはタンパク質が加熱されてできた物質のことで、こんがり茶色になるもの。
これは強い毒性があり、シミやシワ、老化を進める原因物質とされています。

タンパク質の組み合わせはたくさんあって、

卵や牛乳などのタンパク質

小麦、じゃがいも、砂糖、などの糖質

これを組み合わせて加熱してできたものが、
中毒性の高い、パン、ホットケーキ、クレープ、フライドポテト、フライドチキン、ドーナツ、ケーキなどなど。

食べ出したら止まらなくなる中毒性の高いものばかり。

糖尿病の患者さんで「ラーメン、ライスが美味くてね〜、やめられないんだよ」と。

早食い、大食いの患者さんがよく食べているものが、ご飯の上におかずがのった、丼もの。
カレーライス、カツ丼、親子丼、牛丼など。

お店で必ずセットで見かけるのが、
ラーメン+餃子。ラーメン+ライス。ラーメン+チャーハン。そば+丼もの。そば+カレーライス。
全てタンパク質の組み合わせ。

そば屋で、そば+たこ焼きのコラボの商品が出た時は、中毒を誘う組み合わせでびっくり
してしまいましたが🤣笑


この患者さんは糖尿病の数値でHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー。1〜2ヶ月の血糖値の平均を%で示したもので、前日の食事の影響には関係ない)が徐々に上昇。
数値の改善が見られずに、糖尿病の薬がどんどん強いものに。
中毒性の高い組み合わせが関与していたんですね。

話は電子レンジに戻りますが、特にじゃがいもを揚げたものを電子レンジで再加熱すると、アクリルアミドという強力な発がん性物質に変わります。
レンチン(電子レンジでチン)のフライドポテトは一度揚げたものを、冷凍して再加熱するのでとても危険なんです。
調理済みの再加熱もこのような理由から危険になります。
フライドポテトを毎日食べている人は食べていない人に比べて2倍の死亡率になったというデータもあります。

時短になる冷凍食品に、保存期間を長くするために多量の食塩添加物が使用されています。食塩は天然塩の使用はほぼないため、塩分過多により、脱水症状を引き起こし、DNAを損傷、老化を促進させます(第2回参照)。

添加物は腸内細菌を乱し、免疫力低下やアレルギー疾患、腸疾患を引き起こす原因となります(第11回参照)。

電子レンジを使うのを控えようと大きく考えが変わるきっかけとなったのは、それまでは電子レンジを使用して加熱していたお芋を、コンロで加熱したとき。

食材の甘さ、美味しさが、全く別物のように感じました。
電子レンジはマイクロ波という電磁波で細胞を殺し、美味しさを半減させてしまうんだと。

食べ物も生き物ですから、細胞死したものを口に入れるとき、体内に影響があることを実感した瞬間でした。

今までは電子レンジで温めたお芋などを食べていたのですが、電子レンジがない場所で、保温効果のある水筒にお芋を入れて長時間かけて蒸してみたところ、やはり甘味が全く別物でした。

これを体感してから、電子レンジ調理グッズを1つ捨て、お鍋を1つ購入してみました。
完全に電子レンジを無くすのは難しいですが、将来的にはなくせたらとは思っています。
電子レンジがなくなれば、部屋に新たな空間ができることに期待して😊

私たちが毎日使用しているスマートフォンからも大量の電磁波が出ています。
2009年には人体にとって安全とされる基準をはるかに超えて、現在も使用量は急速に増え続けています。
その理由は4G→5Gの普及。
日本では電磁波よる悪影響よりも、5Gになったことでこれだけ技術が進歩していますの報道のみ。
電磁波による悪影響に関してもっと報道すべきなのですが、おそらくこれもテレビのスポンサーが関連していることが予想されます。

私たちの体内にも微弱な電気が流れています。
病院の検査で使用する心電図脳波も微弱な電気信号を利用したものですし、心臓、脳、筋肉も体内の電気信号で動いているのです。
ごくまれに落雷にあたって感電死なんて報道もたまにありますが、
それよりも目に見えないところを常に飛び交っている電磁波の方が怖いのです。

20年ほど前に、電気アレルギーを発症した人を扱ったテレビ番組を見たことがありました。
海外の方でしたが、スーパーに行った時、家電製品の近く、取材中のカメラが近くにあると体調が悪くなるとのことで取材も遠くから。
原始的な生活を送られていて、このような生活は無理と思った記憶があります。
電気アレルギーなんて本当にあるの?やらせ?なんじゃないかと思っていたぐらいですが、これからの時代は電子機器で体調不良を訴える患者さんが確実に増えると確信しています。

めまいの種類の一つにPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)があります。
2017年に診断名がつけられた疾患。
現在めまいの4分の1が原因不明であり、その多くがPPPDではないかと言われています。
PPPDはスーパーの陳列棚を見る、スマホのスクロール画面を見る、パソコンなどの電子機器などで激しい動きの画像を見るなどの行為をしたときに、ふわふわした持続性のめまいが生じます。
人間は目と耳と筋肉からの情報を脳に伝達することでバランスをとっています。
脳への伝達は微弱な電気信号であるため、ここに電磁波の影響があればバランスが崩れます。
PPPDと電磁波に関する影響はまだはっきりとは解明されていませんが、原因不明のめまいで悩まれている方は電磁波の影響を考慮してもいいかもしれません。

耳からの電磁波の影響を特に感じたのはBluetoothのイヤホンを使用している時。
無線でとても便利ですが、長時間使用し続けた時に耳に電磁波のジーっとする音があり、外したあとに耳の聞こえ方が悪くなったと感じたため。
最近はなるべく使用頻度を減らすように心がけています。

電磁波による体調不良の症状としては…

頭痛、耳鳴り、肩こり、めまい、不眠、気分の変動、イライラ、うつ、目の疲れ、かすみ目、めやに、関節痛、鼻血、慢性疲労、筋力低下、記憶力低下、自立神経失調症、不妊、多動など

があります。

世界各国では電磁波の危険性を認識しつつうまく共存していくために、
国家レベルで健康被害から市民を守る対策がとられています。

フランス、ロシア、イギリスでは妊婦16歳以下の子供スマホの使用を制限する勧告も出ているぐらいなんです。

しかし日本で電磁波に関する危機感はゼロ。
自分自身で対策するしか、身を守る方法はないのです。

世界では電磁波に関する人体の安全に配慮した国際基準値が設定されていますが、
日本の規制値ははるかにゆるいため、日本の都市部の妊婦や子供の生育にはよくない環境といえます。

日本だけ規制値が緩いというのも、野菜の農薬量水道水の消毒薬の規制値が世界と比較して緩くなったことを知っていれば、またかと思った人もいるのではないのでしょうか。

これらの情報は日本のテレビでは報道されていないものばかり。
国民が知るべき重要な事実にも関わらずです。

電磁波が最も影響を受けやすいのは、の前頭葉。
携帯電話を数分持つだけでも脳の血流が下がると言われています。
私たちが1日中、見えないところで影響を受け続けたら、不眠うつといった精神症状をきたすのが想像できるのではないでしょうか。

寝る前のブルーライトが不眠を引き起こす原因であるため、
寝る前のスマートフォンの使用は控えましょうというのは知っている方も多いのではないでしょうか。

その理由として、ブルーライトは太陽光に含まれる光であり、私たちの目から入って脳の中の松果体しょうかたいからメラトニンの分泌が抑えられます。
メラトニンは睡眠を促すホルモンなので、この分泌が減れば不眠になる訳です。

メラトニン、今までよく出てきた幸せホルモンであるセロトニンから生成されるホルモンであり、朝はセロトニン、夜はメラトニンと交互に作用することで人間の体内時計が調整されています。



メラトニンに作用する薬で不眠症の治療薬(商品名:ロゼレム)となったものもあります。
この不眠症の治療薬は体内時計のバランスをとるために少しずつ体を慣らすため、即効性がなく、効果が出るまでに2週間程度かかります。

即効性がないので、効果がないといってすぐに使用を中止する患者さん、多く見てきました。
このような薬を処方されている方がいましたら最低2週間はつづけてみるようにしましょう。

これらのホルモンの原料となるのはトリプトファンというアミノ酸
このアミノ酸は体内で生成されないため、必須アミノ酸(食べ物から摂取しないととれない)に分類されます。

トリプトファンを多く含む食品としては、豆腐、納豆、味噌、醤油などの大豆製品、魚、肉などがあります。

大豆製品に関しては遺伝子組み換えでないものを、
そして原材料がシンプルなものを、
肉や魚は抗生物質が使用されていないものを選ぶようにしてください。

魚に関しては養殖のものは抗生物質を使用されているので、選ばないようにしましょう。

体内のホルモンで影響が出るものとして…

コルチゾールといわれる副腎皮質ホルモン。
これは血糖値を上げるホルモンなのですが、電磁波により酸化ストレスに弱い膵臓がダメージを受けるため、膵臓から放出される、血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンの放出が低下します。
血糖値が下がらなくなるため、糖尿病のリスクが高まります。

電磁波は性ホルモンにも影響を与えるため、不妊、月経不順、月経困難症、子宮内膜症、卵巣嚢腫、制欲減退などの症状も引き起こします。

妊娠中の女性のスマホの使用頻度によっては、産まれてくる子供の発達障害や自閉スペクトラム症の発生率が高まるとの報告もされています。
その理由としては、胎児や乳幼児は成人よりも水分量が多いため、電磁波の影響を受けやすいためだと考えられます。

甲状腺ホルモンに影響を与えた場合は疲労、皮膚の乾燥、むくみ、集中力の低下などの症状を引き起こします。

電磁波の有害性がわかったところで、私たちは電磁波とうまく付き合っていかないといけません。
その対応策を何点かあげたいと思います。

●就寝中はスマホはベットの近くに置かない。
別の部屋に置く。
機内モードor電源オフにして、電磁波を発生させない状況を作りましょう。

ベッドでスマホ見ながら寝落ち。このようなこと、されている方も多いのでは?
これは、電磁波が脳にずっと刺激を与えつづけている状態。
そんな状態で寝ても朝スッキリ起きることは不可能。
起床時に倦怠感を感じている人は上記の方法を試して見る価値ありです。

私もちょっと前までスマホは時計がわりで枕元に。現在はなるべく遠ざけるか、電源を切るようにして寝ています。

●Wi-Fiはベットから遠ざけるor電源を切るようにする。

●イヤホンなどは有線のものを使用するようにしましょう。
Bluetoothイヤホンは利便性が高いですが、電磁波で音をイヤホンに飛ばしているような状態。
使用頻度を少しずつ減らすことからはじめてみましょう。

自然があるところに行き、デジタルデトックスを行いましょう。
日の光を浴びることで、夜の睡眠の質をよくしてくれるセロトニンが生成されるため。

●合成繊維の肌着(ヒートテックなど)は電磁波を蓄えやすいため、
天然の繊維(シルクや麻など)を肌に触れる部分に着てから、合成繊維のものを重ね着するようにしましょう。
冬場に静電気でバチッ!!同時に電磁波も帯電させています。
寝てる時も、ヒートテックが手放せなかったので、これからは肌に当たる部分に関しては天然繊維のものを重ね着しようと思いました。

実行してから、合成繊維による肌のこすれによる湿疹もなくなり、綿の肌触りがよいので、少し疲れにくくなったように感じています。
まだはじめて間もないので、経過がどうなったかまた報告できればと思います。

静電気を発生させやすい素材の組み合わせがあります。
マイナスとプラスは磁石のように引き合うため、静電気が発生しやすくなります。
逆にプラス同士、マイナス同士の組み合わせは反発しあうため、静電気は発生しにくくなります。
静電気を発生させにくい衣類の組み合わせにすることも重要だったりします

私は寒い時期は

ヒートテック:アクリル(−)、ポリエステル(−) レーヨン(−)
セーターとマフラー:ウール(+)orカシミヤ(+)
フリース:ポリエステル(−)



私のコーディネートは静電気を大量生産させる組み合わせ。
芝生にフリースが擦れるものなら、静電気で大量に草をキャッチ状態、人間掃除機😅笑
ポケットに入れたスマホとセットでさらに大量に電磁波を発生させていたんだと。

フリースはとても安価で大量生産された商品。使用している人も多いのでは。
食品と似ていて、自然にはない素材はそれなりのデメリットがあることを忘れてはならないと考えさせられました。

静電気を発生させてしまっても、自然に触れれば放電できます。
なので時々自然に触れる機会を作ってデジタルデトックスを行うようにしましょう。

静電気防止グッズもありますが、高額なものが多いため、今あるものでできることからはじめてみましょう。

どうしても人は便利になるとそのものに頼りがちに。
しかし、便利なものこそ目に見えない悪影響があるかもしれないといったん立ち止まって考えてみるのも重要なんだと気付かされる一面でした。

次回の目に見えないもの。
あの人は明るい気?がする。あの人は暗い?気がする。
目に見えないなにかを感じ取って、話しかけたり、話しかけなかったり。
明るい人には自然と人が集まりますよね。
それにもきちんと理由があるんです。
実はその人が発する目に見えないものが人生を豊かにする上でとても重要なのです。

次回は「波動」です。

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