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愛しのワンダーズ 序

 愛しのワンダーズ序 
       二○二四年一二月二二日
       
 ワンダーウーマンあらすじ(ワンダーウーマン からお読みいただけるとわかりやすいかもしれません)
 田中真理恵は高校陸上部の走り高跳び選手の頃、整体師のわたしに身体の管理を委ねていた。ある日秘所をしとどに濡らす真理恵を認め、それは陰部深く食い込む陸上用ブルマの刺激によるものだったらしい。しかし伸びやかな肉体に潜む性的感性つまり性感に無限の可能性を見出したわたしは、卑劣にも生徒を犯し卒業までの二年間毎日、性感訓練を施した。一方で道徳や勉学についても厳しくした結果、これと言った虫がつくことも無く東京の大学へ進学した。しかし六年後に突然姿を現した真理恵はパワフルな肉体と性技を持つ女に変貌へんぼうしていた。そこで今度はわたしが夢中になってしまい、とうとう奴隷になる羽目に……
 話を聞くと真理恵は人気のコスプレーヤーなのだが、ワンダーウーマンの衣装合わせをする折、見ず知らずの豊三に押し込まれはずかしめを受けたのだった。
 心の傷を癒しにきたのだと腑に落ちたのも束の間、それは奴隷契約書どれいけいやくしょに詰め印させられる時だった。男の呻き声が聞こえ、横を見ると性犯罪者・豊三が土下座し金蹴りを受けている。つまり真理恵は正義の味方ワンダーウーマン として、変態ふたりを奴隷におと淫刑いんけいを与えるつもりなのだ。
 
 愛しのワンダーズ序
 とは言えですよ。ここは山形県鶴岡、東京からここまでどうやって豊三を連れてきたんですか?
 それにわざわざワンダーウーマンなんかにならんでも……はっきり言って疑問の山ですわ。重ねてとは言え、そういう諸々の疑問を吹き飛ばす真理恵の絶対美とエロさは毒を喰らわば皿までと思わせるのに十分だったし、股に挟まれ顔に割れ目を押し付けられちゃ、しのごの言おうにも言えません。それでワンダーウーマンズを結成したんですけど……、唐突にも
「著作権法の問題がある、ある、うう好きだ」と豊三が言うので、真理恵のハンネを「ワンダ」、チーム名を「愛しのワンダーズ」に決定したのです、ええ。
 ワンダがうたう「女に愛を、性犯罪者に地獄を」というチームコンセプトは、何やら自警団のようで気持ちが悪かったけど、この正義感はワンダーウーマンの衣装から来ているように思えた。真理恵の陰裂に深くストッキングが食い込み、衣装の股布に陰核、陰唇がレリーフのように浮きたち、あまつさえ愛液の染み出しさえあらわなんだから。こりゃ勘ですが、食い込み→性的興奮→性技→正義という経路が、ワンダの脳内に確固として確立しているのではないか、だとするとうちらは食い込み→性的興奮→性技までを担当させてもらえりゃ御んの字くらいの変態脳で賛同しました、はじめは。こんなことにまさかなるとは思わんもんで。 

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