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エコクッキング~自炊は頭を使う、だから楽しい。嬉しい。ためになる。~

私は自炊が好きです。
お総菜など、出来合いのものを買うことも滅多にありません。
普段は自炊が基本。週末などはたまに外食することもあります。この”たまに”、がまた良くて、外食の特別感、楽しみが倍増するのです。
外食から調理法や味など、勉強させてもらうことも多くあります。

1.全く料理をしてこなかった10代と転機

私が自炊を始めたのは、大学1年生の夏でした。
高校まで実家暮らしだった私は、料理を全くしてこなかったため、
大学で親元を離れた際になって初めて、”自ら動かないと食べ物が出てこない”ということを実感させられました。
最初は包丁の持ち方も危うかったし、火の加減もできず焦がすし、
それはそれはひどいものでした。

大学では寮に入っていたのですが、度々行われる寮内の飲み会では、料理を持ち寄って開催されるのが恒例でした。
料理に自信がなく、レパートリーもない私にとって、毎回悩まされたものです…でもこれも今となっては、良い戒めの機会となっていたかも。

大学1年の前期はそんなこんなで自炊もままならず
朝ごはんはトーストに牛乳。
お昼ごはんは節約のために菓子パンと野菜ジュースのみ、夜も似たり寄ったり。。。なんて日々を過ごしておりました。

どう考えても健康に悪く、栄養が足りていない状態だったと思います。
身体にも不調サインが出ていたことから、このままではいけない、と思いました。

身体に優しい食事をしよう、そう決心した私は、後期からお弁当を作って持って行くようになりました。
ある程度栄養バランスがとれたお昼ごはんを買う、しかも毎日となるとそれなりに出費がかさみます。それが嫌だったため、圧倒的にコスパよく、しかも野菜もたんぱく質もごはんも好きなだけ詰め込めるお弁当は、自分に合っていました。いつも野菜を数種類、+タンパク質を何か摂ることを心掛けて、自炊を本格的に始めたのです。

前期のテスト期間中など、時間的にも余裕をもてず適当な食事をしていた私ですが、その隣でしっかりと美味しそうなバランスの取れたごはんを作っていらっしゃる先輩が、「料理は勉強の気分転換にもなる」と言っていました。当時は「すごい、、自分にはできん、、、」と尊敬するだけでしたが、今となっては全くその通りだ、と感じています。

料理する時間がもったいない?
いやいや、毎食買いにいったり、お店で悩んでいる時間があったら、家であるもので食べたいものを考えて作れるじゃないか、しかもお金かけず!健康的!
と考えられるようにまで、料理に対して抵抗なくなりました。

2.料理って頭の体操だと思う

料理は頭を使います。食材選びから、ある食材をどう組み合わせて、今回はあれとあれとこれを作ろう、こっちで余った食材の部位をあっちでこう使おう、など。

私は基本、買い物に行って、野菜やお肉などその時安売りになっているものをバランスよく買ってきて、あとで、じゃあこれらをどう裁こうか、と考えます。食べたいものがあれば、それを作りますが、買ってきた食材に材料がなくても、代替で使えるものを捻出したり、工夫したり。
この工夫を考えるのが、すごく楽しいし、しっかり食材を使いきった時の達成感もあります。

自炊のいいところは、身体だけでなく、環境にも優しいと思います。

インスタント食品、冷凍食品、お惣菜などは大体プラ容器に入って売られていたりしますが、手作りだとそんなゴミも出ません。
そして、私のnote処女作「商店街」↓にも書いておりますように、私は商店街でお肉などを買う際、タッパーを持参し、そこに食材を入れてもらうことで、ゴミを買ってこないようにしています。
ゴミが出ず、ストレスフリーです。

調理も工夫次第で時短、さらに電気代の節約、省エネになります。
例えば最近私は、炊飯器でごはんを炊くさいに、一緒に野菜やお肉などを入れてしまって、一緒に火を通します。時短で、一石二鳥。ジャガイモやかぼちゃなど、火の通りにくいものも、ホックほくになります♪
さらに、ごはんに食材のだしが移ってごはんの美味しさも倍増することも♪
ズボラな私は、この炊飯器調理が気に入って、いろいろ試しています(笑)

また、炊飯の残り10分程度になると、電源を切って蓋をしたまま置くようにしています。もともと最後の数分は蒸らす時間なので、電源切っても影響ないとか聞いたので。余熱で十分蒸らせると思っています。

フライパンは脂分の少ない料理から多い料理へ、一回で何回も使いまわしたりして節水、水汚染の防止。
鶏ハムを煮たあとの汁は取っておいて、炊飯の際に使う(これが、とっても美味しい鶏だしご飯になるんです!)

できるだけエネルギーも食材も無駄なく、食べきる、使いきること。そして楽できることは楽すること!(笑)をモットーに、いつも考え続けています。

環境に優しくありたい私自身にとってストレスフリーだし、食べ物を残したくない私自身にとって好きなやり方であり、めんどくさがり屋で料理に毎日時間をかけたくない私にとってもよいのです。

3.食べることは生きること

自炊をするようになって、食べ物の有難さ、食べることの大切さを実感できるようにもなったことは大きかったです。
食べることが大好きに
なっていました。
今日の夕飯は何食べよう、明日は何食べよう、、と冷蔵庫の中身を思い出しながら四六時中、食べることを考えています(笑)

せっかくの人生。毎日の食事を、大切に、身体にいいものを楽しんで、摂って生きていきたいです。


これからも、私はしっかり考えて、目一杯楽しんで、食べていきたいと思います。

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