【漫画名言集①】今からでも「本気」になれるのか?
こんにちは。
最も起業家らしくない起業家、奥野有梨亜です。
突然ですが、わたし非常に漫画が好きなんです。
大好きな漫画に出会ったら、1日中家にこもって漫画を読んでることもできますし、一人で感動して、嗚咽しながら涙流して読んでることも(笑)
これまで人生で大事なことは漫画で学んできたと言っても過言ではありません。
本当に、名作と呼ばれる漫画を生み出されている漫画家さんたちの脳みそを見てみたい。
何回人生を送ればそんな心情や名言が生まれるのだろう・・・。
ということで、完全に自己満で、ちょこちょこ、漫画からの気づきなども発信していこうと思います。
本日は、最近読んでハマって読んでいるこちらの作品のご紹介。
第一弾:『この音とまれ!』
和楽器の1つである「箏」をテーマとした少年漫画で、
仲間との絆、家族問題、恋愛模様、才能との葛藤など、高校生ならではの青い春を描いた、学園ものです。
人間模様もそうですが、少年漫画としてはめずらしい「箏」が題材なこともあり、
本作品の箏曲を収録したCDは、文化庁芸術祭で優秀賞を受賞したことで話題にもなったそうです。
「もっと❝青春❞しとけばよかった」と嘆く大人たち
そんな本作品の中で、わたしが印象に残った場面。
本筋とはずれますが、
主人公たちが所属する部活を取材にきた出版社の記者たちの会話の一部。
ある若手女性記者が、高校生の時にもっといろいろやっておけばよかったと嘆くのに対し、ベテラン記者がこう返します。
「たとえ大人だろうが
今日のあいつらみたいに何かに全力になって本気で楽しめば
同じように輝ける。
そういうのを忘れて
『もうできねぇ』って思いこんでる大人が多すぎるだけだ。
変な話だよな
大人なんてガキの頃よりずっと自由で
やろうと思えば何でも自分の責任できちまうのに」
ふと、現実に引き戻される感覚でした。
友人とも話していると時々
「もっと一つのことに没頭しておけばよかったな」とか
「あのころほど何かに熱中できたら楽しいのに」などという話が出ます。
その言葉の裏にはどこか「ま、もう今は無理だけど」という前提が含まれているようにも思います。
大人になり、仕事を始めてから、どれだけの人が『本気になれるもの』を見つけて、熱を込めて打ち込んでいるのでしょう。
世間体や、自分のプライドを横においてまでも手にしたい目標を見据えている人が、どれだけいるのでしょうか。
大人が、青春漫画に涙する理由。
少年少女が、大きな夢に向かって、ときには厳しい現実や困難と立ち向かいながら、仲間と共に成長していく。
少年少女漫画の鉄板ストーリー。
もうとっくに成人している大人たちが、なぜ学生たちの感情に心動かされるのか。
自分が過去、経験してきたような出来事やその時の心情に重ね合わせて、当時を思い出す『共感』
あるいは、
こういう経験がしてみたかった・・!という未経験に対する『憧れ』
その両方があるように思います。
そしてこういった漫画に心が震える大人たちは、
少なからず心のどこかで、自分の人生にも、
漫画の主人公たちが燃やしているような「熱」を求めているのではないでしょうか。
そしてその「熱」を見つける大人たちがどんどん増えていったら、
面白い社会になるなぁとふと思ったりもするのです。
あなたにとっての、人生の「熱」は、なんでしょうか?
乱文で失礼いたしました。
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