【Mind】 目の前の壁の乗り越え方
こんにちは。
最も起業家らしくない起業家、奥野有梨亜です。
すんごい自己啓発系のタイトルをつけてしまいました、が、
大したマインドを書くわけではなく、
最近よく、部活時代の仲間のある言葉を思い出すので、今日はそのお話です。
人生の壁に、直面した時。
目の前に、乗り越えなければならない壁がきたとき、
みなさんはどうとらえますか?
その壁が、とても自分では乗り越えられると思えないような壁の時。
わたしは、すぐに諦めて逃げ出しそうになります。
もっとタチが悪いのは、周りを見渡して、もう少し乗り越えられそうな壁を見つけて、それを乗り越えることで、
自分の本当に向き合わなきゃいけないところから目を背けて、中途半端に達成している気になってしまうことです。
そういう逃げ癖は、人生のいろんな大切な場面で見え隠れしますよね。
自分自身の癖と向き合いまくった部活時代。
努力、我慢、忍耐、気合。
まさに絵に書いたような昔ながらの根性論で過ごしてきたバド部時代。
そこまでメンタルが強くないわたしの忍耐力の根源は、ここにあります。
そして、中学高校の部活時代で、本当にいろんな感情と、その乗り越え方を学びました。
再三書いています通り、わたしは器用な方ではありません。
いつも周りの才能あふれる友人や兄弟に、引け目を感じていて
「努力で乗り越えられないものがある」とある意味信じ切っていました。
特に運動に関して言うと、
ある程度の年齢になると、もうなんとなく、わかるんですよね。
体育館に入ってきた瞬間の出で立ち、雰囲気、そしてラケットを持った姿を見たら、もう、
「この人のほうが強い」
って、なんとなくわかるし、それが十中八九、当たっている。
で、ある程度決まってしまったランキングは、そうそう覆ることはないって思っていました。
雑草魂の友人から学んだこと。
高校の部活時代に、最後の試合でダブルスのパートナーを組んでたNは、本当に心から尊敬できる、
わたしが人生で出会ってきた中でもトップ3に入るくらい強いメンタルを持っている人だと思います。まさに「雑草魂」。
二人でよく話し、二人でよく笑い、二人で悔し涙を流しました。
あるとき、理不尽な理由で、団体戦のレギュラーメンバーから外されそうになったときも、彼女が直接コーチに直談判。
部活外の時間で、別のレギュラーメンバーとの直接対決の場が作られ、格上の相手に、最後はまさに私たちの根性の粘り勝ち。
その彼女と一緒に、ずっと言っていた言葉。
「壁を乗り越えられないなら、穴を開けたらいい」
壁の乗り越え方がわからないなら、私たちなりのやり方で前に進もう。
能力が高くないわたし達だからこそ、できることがある。
そう言って、彼女はいつも二カッと笑ってくれました。
彼女は、わたし以上に不器用で、中学時代はパッとした結果を出した人ではありませんでした。
けれど、最終的に大学までバドミントンを続け、最後は体育会キャプテンとしてチームを率いる存在までになっていました。
そんな彼女は、きっと目の前に壁がきたら、きっとその壁から目を背けることなく、じっと壁を見つめてみたり、ぶつかってみたり、叩いてみたり、とにかくずっと向き合い続けているのだと思います。
その過程は、決してかっこよくなくて、泥臭くっても
でも最後は扉を見つけて、泥だらけになりながらも、壁の向こう側に進んで、二カッと笑いながらガッツポーズを決めているんだろうなと思います。
あなたに見えているその壁は、ピンチか、チャンスか
壁というのは、できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。
イチロー選手の言葉です。
今もまだ、目の前の壁を「チャンスだ!」と喜べるほど、器は大きくなくって、周りの仲間に助けてもらってばかりですが、
部活時代の彼女や、イチロー選手のように、人生の壁を楽しめるような生き方をするべく、今日も私なりのやり方で、一個ずつ乗り越えていきます。
とりとめもない文章、失礼いたしました。
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