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【Person】 最も起業家らしくない起業家、奥野有梨亜は、倹約家。。。

こんにちは、最も起業家らしくない起業家、奥野有梨亜です。

今日は、少しお金のお話。

「金は天下の回りもの」

と、いったりします。最近この言葉意識するんですよね。

今年、事業参入していくにあたり、今資金繰りについても準備を進めているんですが、それにあたり、自分の生活もちゃんと見直そう!と意識してるんです。

日々の食費や生活費、ちょっとした贅沢品など。
もちろん必要なところにはかけますが、やっぱり経費は削減!と思って、色々コソコソ倹約してたんですが、

先日、仲のいい経営仲間に「有梨亜はそういうところすごいよね〜〜」と言われたんです。別に嫌味でもなく、純粋に出た言葉だと思うんですが、

その仲間は、どちらかというと、わたしからしてみたらThe経営者。

お金がなくても「その分稼げばいいじゃん!燃えるね!」といいながら、バンバンお金を投資したり、ほしいものに使ってる。
でも不思議なことに、そういう人には、お金が集まるんですよね。

もちろん大前提、その投資の効果性や損益分岐点は考えながらやってるとは思うんですけど、そんな彼女には、いろんな融資のお声がけがかかったり、いいタイミングで助成金が取れたり、お金回りがいい。

「商売人はお金づかいが荒い」

そんな印象を持っていた、普通に会社員家系に生まれた私。
幼い頃、よそのお家の豪邸を見たり、豪遊っぷりを見たときに、母が
「あ〜あそこの家は、お家でお商売やってはるからねぇ」と言っているのを聞いて、
商売やっている人は、お金をパーっと使うんだ!という印象を持ちました。

そして同時に、「わたしは違うな」と線引きをしていたわたし。
うちも、特別貧乏なおうちであったわけではないですが、両親が倹約家だったので、
「服は1000円代じゃないと買わない」
「お惣菜は、セールのシールが貼ったものを狙う」
「本は図書館で借りればいい」
そういう習慣が身についていて、もう高校生あたりから、毎日スーパーのチラシを見て、母親に
「今日牛乳が99円で安いよ!!!」と喜々として報告する子どもでした(笑)

そんなタイプのわたしは、もともと経営者気質じゃない、そう思っていました。

投資と回収の世界。

ただし、実際に経営を学び始めると、ただただ性格の違いの問題じゃないんだなと実感します。

むしろ、投資し、それを資本にして、大きくして回収することが、経営者の仕事なんだなということを、ようやく理解してきました。

というか、思い返せば、今までの人生においてもそうでした。

自分の力をつけるために、留学に300万くらいかけたり、資格のために数十万払ったり。
部活で人より上達するために、人以上に一日中バドミントン漬けの生活にしてみたり。
違う体験をするために、時間とお金をかけて海外に行きまくってみたり。
あるいは、痩せるために、エステに数十万突っ込んでみたり。。。

結果はどうあれ、何かを得たければ、まずは先行投資。
金や時間や労力を突っ込むから、そこから学びとったり、価値あるものにするよなと思います。

ずっと言ってもらってきた言葉です。

「お金を稼ぎたければ、お金を投資しろ。
自由な時間が欲しければ、まずは不自由な時間を選択しろ。
成長したければ、心の汗をたくさんかけ。」

人の器は、お金の稼ぎかたよりも、お金の使い方に現れる。

人として素敵だなと思う人は、お金の使い方がかっこいいです。
そのとき、その人にどれだけ余裕があるかは関係なく、
自分の未来のために、次世代のために、他人の可能性を信じて、そこに投資できる人は、かっこいいです。

最終的に、それが戻ってくるかは、投資する瞬間にはわかりません。
その、目に見えない「可能性」や「期待」に、どれだけかけれるかが、自分の未来を決めますし、
どれだけかけてきたかが、その人の器を作ると思います。

ということで、わたしもここからが勝負!!!!

・・・・・と気合を入れながら。
まだまだビビる自分がいます笑
そして、白菜1個安く買えただけで、喜んでいる自分がいます笑

やっぱり、起業家らしくないかもしれないなぁ〜〜〜とか考えながら、
主婦のように自転車のカゴから白菜をのぞかせながら、キコキコ自転車を漕いで家路につくわたしでした。

精進します。

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