【Dream】「空間創り」への想い①~人を惹きつける兄の存在~
こんにちは。
最も起業家らしくない起業家、奥野ゆりあです。
自分のキャリアデザインの中で、
元々起業の「き」の字も考えていなかったわたしですが、
学生時代のころ、少しだけ思い描いていた妄想があります。
『人が集まってくる空間を創ること』
一時期、英語の勉強のためにと海外ドラマにはまっていたのですが、
"Friend"や"Sex and The City"など、大人になってからの恋愛や友情関係、仕事模様が描かれている作品にハマっていき、同時に異常なほどの憧れを持っていました。
大人になってからでも、心許せる仲間がいて、
なじみのカフェやバーにいくと、いつもの仲間がいる。
元々友人関係がそこまで広くなかった私には、喉の奥から手が出るほどの憧れでした。
それを強く思うようになったきっかけの一つは「兄の存在」があるかと思います。
カリスマ性を持つ兄貴。
わたしの兄貴は、わたしとは真逆なタイプです。
どちらかというと、以前に紹介した、母親に近く、
自分の芯がしっかりしていて、好き嫌いが激しく、「感覚」で我が道を生きているタイプです。
そしていつも周りに「いい人」が集まっていて、「いい空気」が流れている。
彼の周りにはいつも人がいて、たまに彼の家に遊びに行くと、
「〇〇(兄貴)に会うために、九州から来た」とかいう人がいたり。
かんなりのマイペースなので、万人受けされるタイプではないのですが、
その組織の中の一番のキーパーソンだったり、ドンみたいな人には
「〇〇は面白い。やるやつだ」と気に入られているイメージ。
多少は身内の贔屓目が入っているかもですが。
そんな彼を見て、小さいころ私は大きな憧れと劣等感を持っていたのを覚えています。
人が、集まってくる人とは。
常に一緒にいるわけではないけれど、
何かあったときに、頼りにされる人。
ちょっとだけ、話を聞いてほしいときに、思い出される人。
前提、味方でいてくれて、ふと、背中を押してくれる人。
その人と一緒にいるだけで、みんなを明るく照らしてくれる人。
兄貴をはじめ、過去わたしが、妬ましいほどにあこがれた人たちは、みんな周りにたくさんの人がいました。
同時にわたしも、いつもプライベートや仕事でいろいろあったときに、どうしようもなくなったとき、
そういう人たちに連絡をとって、救われてきた一人なのです。
次は、自分がそういう人になりたい。
人が集まってくるような空間を創る、というのは、わたしの中で、
自分がそれだけ「会いに行きたい」と思われる自分であるかがイコールなのです。
学生時代に、強烈にあこがれた人たちのようになるために、
そういう場所を創るために、わたしには何が必要か?
経験の少なく頭をねじって、考え付いたのが、
「お金」と「器・人徳」でした。
それを得るためにも、わたしはもっと社会に揉まれる必要がある、
そうしてわたしは、就職することを決めたのです。