人の温かさに触れた話
バスケットボール日本代表は、先日2月26,27日に、FIBA ワールドカップ アジア予選 Window2の試合がありました。
私の大好きなエヴァンスルーク選手は、Window1に続き、帰化枠として代表に選出され、2試合ともスターターとして試合に出ることができました。
1試合目のチャイニーズ・タイペイ戦では、東京オリンピック後に編成された新生日本代表として待望の初勝利もできました。
試合は、沖縄アリーナで行われました。もちろん、どんなに行きたかったことか。しかし、私は、仕事上、感染の多い地域に行くのは厳しい状況です。
私がこれからも応援したり、家庭を維持したりするために、職を失うわけにはいきませんでした。
がんばっているルーク選手を遠くからでも応援できることは、とても嬉しく思います。
思えば、最初にプレーを観た時から、かなりの時が経ちました。懐かしく思います。思い出すのは、いつも、いつも全力で汗だくで、手を抜かないで、その時できることを精一杯やり遂げようと努力する、ルーク選手の姿です。
今回は、仕事の都合をつけて、配信で見ていました。長い時間、出ることができて、しんどかったとは思いますが、よく走っていたと思いますし、ホーバスHCの目指すことをよく理解している選手のひとりなのだなと思いました。
ホーバスジャパンは、たくさんのセットオフェンスを暗記し、各選手が与えられた役割を遂行して、アウトサイドのシュートを決め、全員で組織的に守るチームだと思います。所属元のチームのことは今は忘れて、と声をかけているように、同じ役割が求められているとは決して限りません。
それでもルーク選手はスクリーナとしてしっかり働き、ダイブし、リバウンド争いに参加し、ボックスアウトを怠らず、トランジションでは先頭を走ろうと疾走したと思います。
アウトサイドを40%決めて勝つのが目標のチームです。そのためにインサイドでは、得点と同じくらい泥仕事を延々とやるのも大切だと思います。よくやったと思います。
試合後にTwitterを眺めて、ルーク選手を見た、たくさんの方のコメントが流れてきたとき、私は彼の一生懸命なところが、誰かにも届いたことをとても嬉しく思いました。
また、お名前は出しませんが、お2人のご親切な方とのご縁があり、貴重なものを譲っていただく幸運に恵まれました。
どちらも、私が手に入れるにはほぼ不可能に近いものです。お礼をいくら言っても足りないくらい、ありがたいものです。
どちらの方も、ずっと応援している選手がいらして、日本代表も応援されている優しい方でした。ルーク選手のことも試合で見てくださり、本当に嬉しかったです。本当にありがとうございました。
どれもこれも、ルーク選手がずっと真摯に、実直に頑張ってきて、献身的なプレースタイルが素晴らしかったから、だと思います。
ありがとう。ルークがいつもハードワークしているから、ルークがいつもがんばっているから、私まで優しくしてもらったよ。
これからも、ルークらしく、ルークのバスケットが日本の力になれますように。どうかいつまでも元気で、走れますように。
この中で、ルーク選手は「日本代表のユニフォームを着たら、日本のファンのために自分ができることを全力でやりたい」というメッセージを残してくれていました。
こういうところが大好きなのです。
2022.03.