出世しない優秀な人

ときどき、すごく仕事ができるのに、どうして出世しないの?と、周りも不思議に思うような人がいます。

仕事ができるのに出世しないのは、周囲への配慮が足リーダーないからだとか、根回しが足りないからだとか言われますが、いい人なのに出世しない人もいます。

自分より優秀な人を認めない

ということはないでしょうか。

退いたり異動したりするリーダーが次のリーダーを推薦できたりする場合、自分より優秀な人材を指名するでしょうか?
うーん、どうかな、と思います。

理由は簡単です。

後任が自分よりいい成果をあげると困る

自分が去った後、「あの人がいてくれれば…」「あの人だったら、なんとかできるのに…」と自分の価値を示したい、あるいは自分の時代がイマイチだったと思われたくない。

そこそこの人物を後任に据えることで、このリスクは避けられます。

しかし、残された人々は…その職場の未来は…なんてことを言うのはナンセンスなんでしょうね。

そもそも、その程度の器の人がリーダーで成り立つ職場だったわけですから。
おっと、これは言い過ぎでした。

そもそも人事の機能がきちんと働いてれば…
これも人間のすることですから。
ここにAIを導入したらいいはずなんですが…既得権はそうそう譲れないですよね。

いずれにしても、引き際が肝心。

引き際を知ることはもちろん、去るときに自分のことしか考えられないようでは、どんなに素晴らしいリーダーであっても残念だなと思います。

あくまで個人の見解です。

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蘭
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