自己防衛のためなのか?

私は、性転換手術を考えている。体は女性である。だから胸オペと子宮摘出はしたい。

だが、手術をしたい理由が、性自認なのか自己防衛なのかが分からない。

私は高校卒業前後に性被害にあった。それ以来、人から「女性」と見られるようなファッションや仕草を避けてきた。特に着る服には気を遣っている。スカートは絶対に履かない。

それでも男性から下心が滲み出た目で見られることにものすごく嫌悪感がある。(世の中の女性は感じるのかも)
だから私の体が「女性」としての機能を果たさなければいいのでは?と考えたこともある。
冷静に考えたらそんな単純なものではない。
子宮があってもなくても行為は出来るし、子宮が無かったら男性側は責任を取らないといけない状況から免れる。

世の中の男性、全員がそんなことする人間ではないとは頭では分かっている。だけど体が拒否してしまう。男性を避けてしまう。彼氏を作る気もない。

トラウマとはそういうものだ。

どうしたら訳の分からないやつから体を触られないように自己防衛が出来るのだろうか。

こういう理由で性転換手術を行うのは私はよく思わない。あとで後悔してしまう気がする。

ひとつ言えるのは、私の体は穢れている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?