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ユーザーがユーザーをサポート?!コミュニティ3年目の「共創」のカギを探ってみた

はじめまして!もしくはお久しぶりです!
株式会社カオナビのコミュニティグループでコミュニティやユーザー会の企画・運営をしている坪井友里(@tsubo_yuri)です。

本日は、【1枚目】コミュニティマーケティング Advent Calendar 2024の12/19の記事として、3年目のコミュニティにおける変化を振り返りつつ、共創のカギについて考えてみようと思います。


今年の変化

カオナビでは、2022年1月にタレントマネジメントの学び場「カオナビキャンパス」を立ち上げ、ユーザーさま同士が学び合える場を作ってきました。

立ち上げから丸3年が経とうとしている今年の変化というと、ざっとこんなことがありました。

①ユーザーさま主催イベントの種類が増えた!(=コミュニティを率いてくださる方も増えた)
・U30人事Meetup(キャリアに向き合う会)
・もくもくラウンジ@名古屋(東京の常連企画の名古屋版!)
・カオナビと他システムの連携で業務効率化を目指そう!の会

②初の試み「ユーザー会ロゴ作成・リブランディング」
2年前から続いていたユーザーさま主催イベント「もくもく会」のロゴ作成とリブランディングをカオナビ×ユーザーさまで実施

③東京+オンラインで開催していた年末恒例のLT会が「東京・大阪2拠点+オンライン」開催に拡張!
登壇者も全員初登壇。これまでの登壇者たちは、運営チームとして今回の登壇者のサポートに回っていただくことに!

さらに定量面では、コミュニティの登録者数が7,000名を突破。カオナビご利用企業の85%以上に登録いただくなど、さらに多くの実践者のみなさまが集まるコミュニティとなりました。

(動画やリリース作成にあたっても、たくさんのユーザーのみなさまがコメントをくださったりして感動しました…。)

今回は、そんなふうにユーザーさまとの取り組みを進めていくなかで、運営にかかわるベンダー側から見る「共創のカギ」を3つにまとめてみました。

ポイント1:キャンパスプログラムによるめざす姿の明確化

コミュニティの参加度合いを示す「キャンパスプログラム」をスタートしたのも今年のこと。改めて我々の目指す姿や、コミュニティへの参加方法について広く周知。

「ユーザーさまとともにコミュニティを運営しており、ユーザーさまのやりたい!を一緒に実現してきています!」ということをユーザー会などでも継続的に発信するようにしました。

こうした紹介を司会から挟んでおくことにより、その後の交流会などで、「こんな会があったら嬉しいんですけど…」「では一緒にやりましょう!」
みたいな会話につながったり、普段企画などにもかかわってくださっている方々からも、ご自身の活動を発信していただきやすくなったように感じます。

(そして「やりたい!」の声があがったら実現させる。有言実行。これもやっぱり大事だなと思います。)

ちなみに、このプログラムにちなんでチューター・アンバサダー限定のTシャツや、アンバサダー限定の名刺を制作したりもしました。

名刺を配ってくださるところをみるのもうれしい…!


ポイント2:一緒に考える「自分ごと化」の機会をつくる

長らく定期開催いただいていたイベント「もくもく会」のロゴ制作・リブランディングをユーザーさまと実施したのも、「共創」を後押しするきっかけの一つになったのではと思います。

2年という区切りのタイミングでロゴを作りませんか?からスタートしたのですが、運営メンバーも一部入れ替わりもあったことから、リブランディングも含めて実施することに。

会の価値は?どんなひとに来てもらいたい?これからどんな場にしたい?といった問いにみんなで向き合い、ワークショップや対話を重ねながら名称の決定、そしてロゴの作成を行っていきました。

一連の取り組みには社内のデザイナーチームが協力してくださったほか、イベント参加者のみなさまにもロゴの投票に参加いただくなどし、これまで以上に「みんなでつくる」を体現した取り組みだったのではと思います。

最終的に選ばれたロゴ。もくもくとワイワイの様子が交ざったデザインに。


ポイント3:アンバサダー同士の横のつながりづくり

ふわっとしたものが最後に来てしまいましたが、結局はこうしたつながりづくりや、「バトンをつなぐ」という意識が運営チームやユーザーさまにあるかどうか、が重要なのではと思います。

今年は東京・大阪に加えて名古屋でもユーザーさま主催のイベントが立ち上がったことを受け、3拠点の運営チームのみなさまと「オンライン納涼会」を開催したり、
チューター・アンバサダー限定イベントとして各地方からユーザーさまをお招きした「カオナビキャンパス未来会議」を開催したり。

(Special Thanks:
今年新たにチームに加わってくださったはせがわさん(@hasegawae29)🎉
このあたりの取り組みを、まるっと担っていただいています!)

そしてユーザーのみなさまも、恒例となったLT会(1年の取り組みを複数の方に発表いただくイベント)のスピーカーをこれまで登壇経験のない方にお願いし(公募で手を挙げてくださった方も…!)、自身は運営チームとして登壇までのサポートをしてくださったり(!)と、自然と新しい方にコミュニティへの参加のチャンスを広げてくださっているのを感じます。

どれだけ大きなコミュニティになっても、「コミュニティは一人ひとりのつながりの集まり」でもあると思っているので、こうしたつながりづくりがやっぱり重要なのでは、と改めて感じた1年でした。

輪を広げてくださったユーザーのみなさま、そしてコミュニティチームのみなさん、今年も本当にありがとうございました!!!!!

来年も、どうぞよろしくお願いいたします!!!

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来年2/14(金)、年に一度の大型イベント「FACE to FES'25」を開催します!HRにかかわるみなさまが顔と顔を突き合わせ、同じ課題に向き合うことで、突破口がみつかる本イベント。ユーザーさまはもちろんのこと、どなたでもご参加いただけますので、ぜひぜひ覗いてみてください!


ちなみになんと、コミュニティマーケティングのアドベントカレンダーは2枚目もあります…!みなさんこちらもぜひチェックしてみてくださいね!

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