忘れてはならないこと
親御さんとお子様の意思疎通ができていない家庭も多く、
中には険悪な関係のご家庭もあります。
時にはわたしが間に入って仲を取り持つこともあります。
その時思うのは、
子は親に「感謝」を忘れ
親は子の「可能性」を忘れているということです。
子は当たり前に環境が用意されているので、それを当然だと思い「感謝」を忘れます。
親はこうあるべきと、子どもに自分の考えを押し付けて、
その子本来の持つ「可能性」をせばめてしまう。
それを双方に気づかせてあげると、
関係性はたちまち上手くいきます。
他人では時間がかかっても親子の修復はそれほど時間を要しません。
かけ違えたボタンは、
少しの気付きや普段の心掛けで直り、着心地が良くなります。
親も人間です。
子を思うあまり考えが偏ってしまったり、
周りが見えなくなったりします。
わたしにも経験があります。
子は親の未熟さを分かっていても全否定はしません。
意思表示を反抗という形で表すことはあっても否定はしていないのです。
そしてどこかで責任を感じている。
自分がこうだから、親もこうなってしまったんじゃないか、と。
お互い苦しんでいる場合が多いです。
子は親に「感謝」を持ち
親は子の「可能性」を信じる
シンプルですがこれだけでいいのです。
そうすれば、うまくいきます。
親子は繋がっているからです。