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「所有」って?

例えば、欲しい物があったとき、
買っちゃおうかな…
何色が良いかな…
ってあれこれ考えている時が
一番楽しかったりします。笑

いざ「手に入る」と、その存在を忘れて
カバンに入れっぱなし…
開封すらしてなかった…なんてことがよくあります。
「所有」できたことで満足してしまうのです。

わたしは、不登校・引きこもりの生徒が、
「目標を持って前進できる」までのサポートがメインの仕事です。
しかし、それでは終わりません。

前進はできても社会とい大海原に溺れてしまわないよう、
泳ぎ方を教えるまでは関わっていきたいと考えています。

物なら「手に入れた」ことで自分の所有となり満足します。
しかし、パーソナリティを持った人間は誰の所有でもなく、
どこまでも泳いでいくことが出来るのです。

子どもは親の「所有物」ではありません。
親御さんは美しい「泳ぎ方」を見せてくれるスイマーであって欲しいと願います。



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