36・モラ逃げ直前。警察へDVの相談をした話。
いよいよ警察署の生活安全課でこれまでの配偶者DVの相談をすることにしました。
「電話して対応してくれるか聞いてみて」とDV相談センターでは言われていたのですが、私は「もうここじゃないと行ける日がない!」というタイトなスケジュールだったので、事前連絡なしに行ってしまいました。
警察署に着くと、生活安全課の取り調べ室の様な小さな部屋へ案内されました。
警察官の男性と一対一で話しました。正直に言うと、性的な話もあったので出来れば女性がいいと思いましたが、アポ無しで行ったのは私の方なのでそれは言わないことにしました。
もし同じような方がいましたら、事前に連絡すれば対応してもらえるようなので、ご参考になれば幸いです。
さて、相談が始まりました。
私は日頃のモラハラとDVを時系列で話し始めましたが、警察として知りたい情報はそこではなく、最後に身体的暴力があったのはいつ、どこで、どんな出来事だったか、でした。
それを知っていればもっと簡潔に話せたのかなと思いますが、結構長く話してしまいました。
私はこれまでの日記を持って行っていたので、身体的暴力があった日のことを抜き出して、伝えました。
モラハラに当たる暴言などを話しても、「(聞きたいのは)ここではないんですよ」といった感じで、あくまで身体的暴力があったかどうかに終止しました。
無碍にされたというわけではありません。
意外だったのは、家の間取りを聞かれたことです。
次に何かあって通報したとき、突入するためなのか。
真意は不明です。
普段、家族のだれがどの部屋で過ごしているかなど結構細かく聞かれました。また、近くに住む親族についても聞かれました。
夫婦どちらの親族か、その家族の構成、味方になってくれるのか、助けてもらえるのか、などです。
そして一通り聞き取りが終わると、ここからは手続きでした。
「暴力をはたらいた相手へ警察にどう対応してほしいか」です。
もしも被害届を出すならこのタイミングになるようです。
しかし私は相談のみとすることにしました。
やはり子供のことが気がかりで、父親を「悪いことをした人だ」としたくありませんでした。
暴力をふるったのは事実です。
子供がいなければ届を出していたかもしれません。
しかし・・・。
この決断が良かったのかどうかは、もっと、ずっとあとにならないとわからないと思います。
私は、自分がされたことを話すことも辛かったし、
それによってどうするのかを決めなきゃならないこともしんどかった。
なぜ、モラハラや暴力を受けた側がこんなにつらい目に合わなきゃならないんだろう。
人間同士うまくいかないことなんかいくらでもある。
そういう時。
話し合ったり穏便に解決しようとしないで、感情や力任せに相手にぶつけようとする人がいて、しかもそれが自分の配偶者であり、子供の親、なのか。
配偶者なら離婚することができたとしても、親子なら離れることが出来るだろうか。
私はこんな風に警察に相談するようなひとと、子供をもうけてしまったんだ。子供からしたらずっと「父親」であることに変わりないんだよな・・・。なぜ私はこんな人と。見抜けなかった私は・・!!
その日は一日中そればかりが頭を占拠していました。
子供達への罪悪感で押しつぶされそうでした。
まだまだ未熟なnoteですが、サポートして頂けたら嬉しいです。私の体験談が少しでも誰かの勇気になってくれたら…!モラハラや離婚問題に苦しむ方のために、note投稿を続けていきたいと思っています。