34・モラハラ夫から子供を守りたい!学校へお願いできること。
モラ逃げしたとき、公立の小学校に通っていた下の子は転校せざるを得なかったのですが、高校生の上の子は転校しませんでした。
もちろん、夫が学校に張り込みする可能性があることは承知していました。学校に張られたらすぐに居場所がバレることもわかっていました。
ですが、すでに子供は高校2年生の終盤。受験を頑張って入学して、卒業まであと1年ちょっとのところで転校させるのはかなり抵抗がありました。
子供本人も嫌がっていましたしね・・・。
なので、転校はしませんでした。
そこで、家庭の事情を学校に相談しておく必要がありました。
まずは一般的に必要な住所と通学経路が変わること、保護者の連絡先が変更になるということ。
学費の引き落とし口座を夫から私に変更したいということ。
それから、このようになった経緯は父親のモラルハラスメントと、母親(私)への暴力があったからだということ。
このようなケースでの相談はのなかなかないと思うので、正直、私も学校に相談したところでどうなるのか、予備知識が全くありませんでした。
結果、お願いできたことは
①夫の顔写真を学校に提出し、来校の際は前述のような経緯があったことをふまえて、職員が複数人で慎重に対応する。しかし、夫もまだ保護者のひとりであるので、「保護者」として接することには変わりない。
②来校や電話等により問い合わせがあった場合は、その内容を私にも共有するということ。
③子供の精神面のフォローのために、希望であればスクールカウンセラーの面談をすること。
④学費引落しについては、当時私はまだ無職だったので、所得のある夫の口座から変更は出来ない。
以上です。
一旦は、「配偶者DV相談センターで相談をしていて、その証明書もある」と伝えたら、「それを根拠に、お母さんひとりを保護者としてみなすことができないか検討します」と言っていただけましたが、通らなかったようです。
やはり学費の支払い能力がネックだったのでしょうかね。
学校もそれで経営しているのだから、仕方ないのでしょう。
しかしここで朗報もありました。
高等学校就学支援金ですが、次年度の申し込みを私の所得額で申請し直せることになりました。
家計急変世帯としてみなされたようです。
学校が窓口になってくれて、期限ぎりぎりのところでしたが変更手続きがとれました。
私は「もう申請してしまったからなぁ」とあきらめていたのですが、事務の職員さんが気づいて調べてくださいました。
実際にお金が振り込まれるのはずいぶん先とはいえ、まだ収入がなかったので大変ありがたかったです。
このような形で、お世話になりました。
結局、モラ夫が学校に張り込んだり訪ねて来ることはありませんでした。
今では離婚も成立し、正式に私だけが「保護者」となりましたので、何かしてきたら毅然と対応することができます。
ですが、何もないことに越したことはありません。
無事を祈りながら、学友たちと最後まで充実した高校生活を送ってほしいと願っています。
まだまだ未熟なnoteですが、サポートして頂けたら嬉しいです。私の体験談が少しでも誰かの勇気になってくれたら…!モラハラや離婚問題に苦しむ方のために、note投稿を続けていきたいと思っています。