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"感情"を満喫する

じゆうがっこうで月一回行なっている、芸術活動。

やりたければたくさん作れる、やりたくなければ作らない。

この取り組みに「どんな気持ちなのか」を、本人が理解すること。


キラキラの材料を見て、テンション上がって花火の音を流しながら「こーゆうの好きなんだよね」って自分が好きなことを満喫したり、


好きなことも、楽しいことも、悔しいことも
満喫する時間。
 
他人に評価されない時間。



子どもたちには、
やりたくなければ、やらない
時間が、どれくらいあるだろうか。
 
 

さらにそれを体感する時間が、どれくらいあるだろうか。

 

やりたくなければ、やらない
 
 
これは言葉だととても簡単に聞こえるのだけど、

家庭の中で出来ていたとしても子ども達は学校で過ごす時間が長く、一般の学校は集団行動なので難しい(できたとしても心理的影響はある)し、
 
他では金銭的に「やらない」を選びにくい。
(お金払ったんだからやるように促される、やらないのであれば、「選択」してない)


そもそも家庭で、できているのか。
その時の気持ちを感じ切る体験を、どれくらいしているのか。



私が芸術活動を取り入れているのは、子ども達が興味をもつ仕事に繋がるような色んな体験をさせてあげたい、とは全く思っていなくて

サービス(例えば芸術体験)を提供することは簡単なんだけど、それだとただの"情報収集"と同じだなと思っていて。
 
 
 
やってみて好きだから仕事にしたい、でも仕事に繋げる方法を考えられない、というように
 
その情報を自分の生活に落とし込むことができない。

情報収集を学びだと思っている大人、多いですよね。



そうではなくて、子ども時代に必要なことができるように、環境を整えている、だけ。
「楽しいな〜」
「面白いな〜」
「難しいな〜」

を、だいたい大人は評価するし、途中で中断させる(笑)
私も余裕がなくてどうしても中断しなきゃいけないこともあるけど、できるだけ、意識して仕組みづくり?をしている。

 
その余裕が、今の社会にどれくらいあるのか。


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