歯医者と健康

昨日、歯医者で口の中血だらけにしながら歯石除去してもらい、ふと思い出したことがある。
私は昔から身体のことは割と無頓着で、歯医者なんて痛みを感じたとき以外で行こうと思ったことなんてなかった。

20台のとき、姉がぽつりと言った。

「半年に一回、歯石除去してもらいに歯医者に通っている」

姉も自分と同じような感覚だと思っていたので、なんだか衝撃😳
あぁセルフケアって、食事・睡眠・運動に気をつけるだけでなく、歯医者に通うっていうメンテナンスもあるんだなと初めて気がついた。

影響を受けやすい私は早速歯医者へ連絡。「今月は予約でいっぱいですぅ」の一言に、あっという間にクールダウン。⤵️
そのまま、歯石除去に通うことはなかった。笑

ただ姉が、それだけ自分も家族も大切にしてるんだなという印象が、私の中に残った。

そんなことがあってから、15年ほど経った頃だろうか。
姉に乳がんが見つかり、治療の甲斐なく一年足らずで逝ってしまった。

まだまだこれからの47歳。
ギリギリまで病気のことを聞かされていなかった私や母はオロオロするばかりで何もできず、ただ見守り、ただ見送るしかできなかった。

あれから6年。
歯石除去から姉を思い出し、健康について考えさせられる。

身を持って姉が教えてくれた、健診やメンテナンスの大切さ。
抗えないこともあるかもしれないけれどそれまでは。
後悔のないように自分を大切にしたい。