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私のアトピー時代を振り返る。#2  高校時代~社会人 「漢方治療との出会い」

こんにちは!

今日は前回記事の続き。
私のアトピー歴史をたどっていこうと思います。
(幼少期~中学時代については、
前回記事を参考にして頂けたら嬉しいです。)



高校時代


日々のアトピー闘病で
高校受験なんてどうでもよく、
勉強どころじゃない…と、
私が選んだ進路は
自宅から一番近く、
自転車で10分のところにあった
おバカ高校(卒業生ホントスミマセン…)への推薦入学。

入学式の集合写真での私の顔といったら・・・。
活力はなく、もはや亡霊。


そして、高校1年の冬には
私にとって人生最大の悲劇。
一番の理解者であった、母との別れがありました。

漢方との出会い

母の死も受け入れられないまま、
変わらずアトピー症状も続いていた
高校2年の夏。
父の仕事先の方から、
「鶴治療院」が良いと紹介される。

その頃私は
「アトピーに効く!」とうたっているものは
もう何もかも信じられなくなっていて
どうせ行くだけ無駄という気持ちで
父と西新宿へ向かった。

その鶴治療院(鶴薬局)
かなり有名だったようで
女性の中国人漢方医の方に
湿疹の症状と、脈拍や舌などを診てもらい
生理の周期を聞かれたくらい?
だったかな。

脱ステロイドしていくことが絶対で、

・オリジナルの漢方で配合された煎じ薬
・煎じて入れる漢方の入浴剤
・漢方のクリーム2種類を処方された。


煎じ薬はなんと毎日2時間、
土瓶を使って、煎じたものを飲む。
超ーーー強烈に苦い、ヤバイやつ!!
青汁とか比じゃない。
でも、毎日しっかり飲んだ。
入浴剤も1時間煎じて、毎日お風呂に入れる。
クリームも塗る。

そして、なんとこれらが!!
私のアトピーに
1週間足らずで、劇的な改善をおこしたのです!

とにかく驚きと喜びでいっぱい。
なんせもう完全に諦めていたから。

ゴワゴワに荒れていた肌が
今まで味わったことなっかったような質感になり
希望が見えた。
漢方ってすごい。
と純粋に思った。

当時高校生の私は、
お金のことはわかっていなかったけれど
この漢方は
保険がきかないのでかなりの高額。
記憶ではおそらく
毎月6万くらいはかかっていたと思う。

父は、私のアトピーが
良くなりさえするならと
惜しまなかった。
本当に感謝しかない。

なんだかんだで1~2年
煎じ薬、入浴剤を続け、専門学校へも進学。

日常生活は快適に過ごせるようになったものの
完全に良くなったわけではなく
漢方代もバカにならないので
症状がひどくなったときに、
漢方のクリームだけ塗るという生活に変わっていった。


そして、その後10年以上
この鶴治療院の「ばらクリーム」と「三黄クリーム」という
2種類の漢方クリームだけは、どうにも手放せなくなっていた。
なんせ劇的に楽になるから。
事あるごとに
このクリームだけもらいに、西新宿まで行っていた。

これが使っていたばらクリーム


※衝撃の事実が発覚


後々に…
衝撃的な事実を知ることになったこの漢方クリーム。
なんと・・・
違法のステロイドが混入していたことが発覚し
2016年、販売停止処分になっていたのです。
詳しくは下記サイトに↓↓

ステロイド成分を含有する不良化粧品を発見|東京都 (tokyo.lg.jp)

私がこの事実を知ったのは、
リアルタイムではなく、数年たっての、
アトピー改善に取り組んでからの事。

全く受け入れられませんでした。。。
だって
脱ステロイドするために
一生懸命、大金もかけて漢方療法に取り組んだのに
まさか、自分が気付かぬうちに
一番使いたくなかった
ステロイドを塗り続けていたなんて
信じがたい事実だった。。
と、同時に
だから、アトピー症状は延々に改善することなく
ぶり返していたのだと
思わざるえなかった。

16歳で脱ステしたと思っていたけれど
完全にステロイド漬けだったと言う事・・・。


社会人時代

専門学校から就職し、社会人になっても
季節の変わり目や環境の変化などのストレスで
私の体はまた
度々悲鳴をあげるようになっていた。
そのたびに例のクリームに頼る日々。

特に、手指は荒れすぎて
自分でシャンプーするのも苦痛
料理も苦痛
化粧も苦痛
木綿の手袋をしていないと
パソコンや事務仕事もできなかった。

20代後半からは
栄養についても学びつつ、
足りないものを補う為に
サプリメントを取り入れたり、
自分の健康と少しずつ向き合うようになっていった。

でも若さゆえに、食生活や、
生活スタイルは
今思えば、かなりひどいものだった。

「アトピー体質は一生治らないもの」
という概念が
私の中で
完全にできあがっていたのです。


その後、結婚し、
妊娠&出産を経験することで
私の健康意識は、格段に高まり、
今につながっています。



ここまでお読み頂きありがとうございます。

もしかしたら、アトピーのひどかった方は
問題となった鶴治療院へ行かれた方もいるのではないでしょうか。
憤りしかないですが、
過ぎてしまった事は変えられないですね。

私の中でステロイドは
「百害あって一利なし」です。
これは慢性的なアトピー症状にとっての話ですが。

結局のところ
対処療法では、なんの解決にもならない。
その場しのぎで症状を押さえつけても
延々にまたぶり返すだけです。


アトピー改善のポイントは解毒のみ!
私は、この体内に溜まっていたステロイドや
あらゆる薬害を
完全に排出することで
改善しました。

アトピー改善した話については
別で、記事にしたいと思います。
また、読みに来ていただけたら嬉しいです。













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