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スポーツ栄養を知るメリット

「スポーツ栄養」と聞くと、なんだかものすごく特別な感じを抱く人は多いです。
とても効果的なスーパーフードを食べるとか、普段の食事とちがったことをするとか、「○○を食べたら上手くなる」と期待を抱きすぎるとか・・・。

私自身もスポーツ栄養へ興味を持ったとき、そのようにちょっと特別なイメージを持っていました。
ワクワクしましたもん。
実際に学んだ感想は「意外と地味だな」と(笑)。
そんなに特別なことじゃないです。
だけど、スポーツをしている人にはいろんな意味ですごく必要なことだと強く感じました。

実際にスポーツ栄養は、「基本的なバランスよい食事」の延長だったり応用だったり、です。
スポーツやってたら競技の基本を大事にするでしょう?
基本を大事にする人は伸びるでしょう?
食事は身体の土台を作ることなので、食事を大事にすることは競技力・競技生活・そしてその後の生活にいい影響があるのです。

私が提案する「スポーツ栄養を取り入れるメリット」をご紹介します。

①競技力が上がる
②試合の発揮力を上げる
③体調やケガが崩れにくくなる・崩れても回復が早くなる
④食事への自信が競技の自信に繋がる
⑤現役引退後の健康作りに活かせる

①競技力が上がる

直球ですね。
例えば糖質を多く食べたらハンガーノックしなくなったというような食べることにより直接得られる効果と、食べて身体が強くなった結果、練習の効率が上がって成果が得られる効果が考えられます。

②試合の発揮力を上げる

試合前後は身体が緊張状態にあります。本番前の緊張感と、中には試合会場に遠征して慣れない土地での調整が求められると、それも緊張感のうちに含まれるかもしれません。
そんなときは「身体に優しく」かつ「本番に強い」食事が求められます。
食べる内容とタイミングの工夫です。

③体調やケガが崩れにくくなる・崩れても回復が早くなる

そもそも元気な身体が大前提。
身体が強くないとスポーツはできません。
普段からバランスの良い食事をしての体調管理は必須です。
体調が崩れたり怪我をしたら回復が早くなる食事の工夫をしたり、練習ができない間の食事も体調管理のうちに入ります。

④食事への自信が競技の自信に繋がる

精一杯取り組んだら、あとは気持ちの持ちようです。
食事を大切にしていることは誇りです。
競技に対して「ここまで繊細に取り組んでいる」という誇りと敬意の表れだと、個人的には思います。
「練習と食事と、これだけこんなにやっている」という自負がパフォーマンスアップの後押しになります。

⑤現役引退後の健康作りに活かせる

私が特に大事にしたいと思う項目です。
スポーツ栄養は「バランス良い食事」を大前提としています。
なので、そこで得たバランス感覚が競技と離れた生活になったときに当たり前のように活かすことができます。
若い人なら、自分に家族ができたときにバランスの良い食事を伝授してあげられます。


結局、カラダは食べたものでできている・・・なんです。
人生長いから、長い目で見た「健康長寿」そして「生きるパワー」を生み出せるような、そんなスポーツ栄養的観点からのサポートを私は目指しています。

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