クリスマスの美しい絵本
週末の朝は、娘に絵本の読み聞かせをしながら、夫が起きて来るのを待ちます。
小学生にもなると、日本語の絵本を読む時間が、だいぶ減ってきました。
それをカバーするためでもありますが、こういう、ゆったりした読み聞かせの時間を過ごすのも、また、幸せな気分になります☺️
普段はしまってあるけど、クリスマスシーズンに、ひっぱり出して来る絵本があります。なんとなく、特別で、大切にしたい本。
今朝は、この本を読んでいました。
「クリスマスものがたり」
ブライアン・ワイルドスミス作・絵
この本はお友達から譲り受けた本なのですが、とにかく絵が美しいのでとても気に入っています。
キリスト教が背景の文化圏で育つ子どもには、こういう形で聖書に触れさせておくのも大事かと思っています。
絵本の内容は、ナザレに住む、レベッカという女の子とロバの赤ちゃんとが、ロバのお母さんを探しに行く話。
この「お母さんロバ」、とは、マリアとヨゼフ(イエス・キリストの両親)と共に、ベツレヘムへ行ったロバのことです。身重のマリアはロバに乗って、ベツレヘムへ行き、そして、馬屋でイエスが生まれるのでしたね。
レベッカと赤ちゃんロバの物語を通して、キリスト誕生のお話も、一緒になぞっていくことができます。とてもよく考えられたお話。
絵の中にも聖書で語られている要素がたくさん入っています。
物語はシンプルだけど、絵の中にもいろいろな発見がある美しい絵本です。