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up/downをイメージで彩る

こんにちは、優凛です!

早くも2021年の4/1が過ぎてしまって
驚きを隠せません!!

今年も4月ということで今まで
皆さんいかがお過ごしでだったでしょうか?
私はアニメにどっぷりハマってしまい
Amazon Primeを手放せなかったです!

どのくらいかというと、
真冬のマフラーくらい手放せませんでした
アニメ最高!!

といことで今まで春休みを頂いていましたが
本日から新学期スタートなので楽しんでいこうと思います!

今回は「up/down」についてです!

皆さん!
「up/down」の意味はなんでしょうか?
。。。。。
それは
。。。

上と下!!!

。。。
すみません、少しふざけました笑
おそらく記事を読んでくださっている方全員が
瞬間的にパッと思いつくものだと思います。

では、次の意味はなんでしょうか???

a. Going up/down?
b. Prices went up/down.
c. The computer is up/down.
d. Eat up.
e. He scaled up the map.

答えは、次のようになります!
*簡略化した訳を当てています

a. 上/下へいく
b. 値段が上がる/下がる
c. パソコンが可動中/停止中
d. 食べ終わった
e. 地図を広げた

どうでしょうか?
どれも「up/down」を用いた例ですが
少なくとも上記の例[c.]からは「上/下」
という言葉を用いていません。

簡易的にいうなら「up/down」
以下の上下の内容を表しています。

a. 方向
b. 数量
c. 活動
d. 完結
e. 拡大

ではなぜそのような内容表すのでしょうか?
丸暗記!
ではもったいないので
それらを統一的なイメージで彩っていきます!!

1:方向

言わずもがな「上と下」を示します!

次の例文はエレベーターでの会話のシーンです!

a. -- Going up?
(上に行きますか?)
    -- No, going down.
(いいえ、下です)

「上方向」「下方向」です!
方向の「up/down」イメージはいいと思いますので次行きます!

2:数量

「up/down」が数量の上下を表せるのは以下のイメージです!

本を積み重ねていくと上へ伸びていき
カップにコーヒーを注ぐと水面が上昇する。

スクリーンショット 2021-04-09 22.40.58

このような経験から、「数量」が増えることを「上方向」
逆に減ることを「下方向」と関連付けられたと考えられています。

そこから「価値」「音量」「速度」などの抽象的な「量」にも関連付けられ以下のような例が用いられていると考えられます!

b. Prices went up/down.
     Volume up/down
     Speed up/down

3:活動

上記の最後に「up/down」が
「数量」=>「抽象的な数量」へと関連付けられましたが
今度は 「-数-量」ではなく「活動-量-」だとすると

「上方向」が「活動」そして「下方向」だと「不活動」
を意味することとなりますよね!

c. The computer is up/down.
(パソコンは活動中/停止中)
   Turn up/down the lights 
(明かりをつける/けす)

4:完結

「完結」のイメージ
上記の「活動-量-」が増していくと、
いつかは上限に達するというものです!!

スクリーンショット 2021-04-09 23.08.44

登山をして上に登って行ったらいつかは頂上(上限)に達しますよね!
やがて上限に行き着くことから「完結」を表せることへ
と連想できます!
(少々無理やりでしょうか?笑)
(許してください笑)

d. Eat up! (食べ終わった)
    Write up.(書き終わった)
    Clean up. (掃除した)

5:拡大

「up」「拡大」を意味するのは以下のような大きくなることと連想できるからです!

スクリーンショット 2021-04-09 23.34.27

逆に「down」「縮小」を表すこともあります!

スクリーンショット 2021-04-09 23.33.51

e. He scaled up/down the map.
    地図を広げる/しまう

院生の一言

いかがだったでしょうか?

「up/down」は単純なもののイメージですが
そういう単純なものほど奥が深く
学ぶことが多いなと最近よく思います!

基礎が大切!!
ということですよね!

きっと、何かを積み立てていくには土台から
という意味だけでなく
初めて学んだときには気づけないことが
いろいろ学んだ後には気付けるようになっているよ
という意味でもあるのかなと感じます。

春休み明け何を記事にしようか迷いましたが
最近ふと初心に戻ることが多かったので
「up/down」にしました!

読んでくださりありがとうございます!


参考文献
野村 益寛『英文法の考え方』 開拓社

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