【埃はこまめに!?】夫婦間プチトラブル救助記①
夫婦間プチトラブル相談救助記①
『プチ』ッ
は、きれる音かもシリーズw
Q「夫が掃除機をかけてくれていました。それで、台所にパソコンがあったので、じゃまになるかと片づけました。そしたら、
怒りの剣幕で
『そんなにパソコンが大事なんか。』と怒鳴ってきました。
こちらとしては、善意で場所を開けただけなのに、と、こういう小さなことでいつもこちらだだけが嫌な気分になります。枚挙にいとまはありません。それで、こちらが理不尽な怒りの受け口のはき場もなく、ストレスをため込んでしまいます。
相手は、わたしの話をきいてくれるようなタイプの人ではなく、お前がわるい、で話がおわってしまい、ますます話す気にもなりません。どうしたらいいでしょうか?」
A「
自分の思い込や偏見で、怒りを生み、そのまま外に出す、ご本人はすっきりされるでしょうが、されている側にはたまりませんね。
怒りを怒りで返す、それは衝突を生むだけなので避けているのでしょう。それはそれで賢明だと思います。
話しあいも今のところは難しいようですね。アサーションの練習をしていくといいかと思いますが、まず
一番のおすすめは、怒りをまともに受けず、流すことですね。10回ほど深呼吸をくりかえしながら、向けられた怒りをさっとよけてみましょう。
怒りをこちらに向けてきても背後の別の人に言っているぐらいにさっとよけましょう。自分に言っていると思わないようにすることです。
「謝れ」、とくるタイプもいて、そうなるとさらにストレスが一層たまることでしょう。そのときは、メンタルがやられる前に早いうちに離婚を検討することをおすすめします。
どうしても真に受けて嫌な気持ちがしてしまう場合は、心理療法のACTをするのもおすすめです。ACTにはディフュージョンというテクニックがあり、これは、ネガティブな感情を生み出す自分の思考を真に受けないテクニックですが、他者にも使えます。
・「この人は、こちらがわるいというような物語をもっているが、それはバナナは、おさるのおでこから生まれたというぐらい、根拠もない作り事だから、真剣に受け止める必要はない。」
などと考え、感情と結びつかないようにしていくのです。すすめします。
そのように繰り返していくと、実は旦那さんが、避けられているのではないか、受け入れられていないのではないか、と傷つくのが怖いというような部分が見えてきます。そうすると、流せるようにんるだけでなく、さりげなく癒しのことばも言えるようになるかと思います。お掃除をしてくれたことに感謝を大げさなぐらいに伝えるのもいいかもしれません。
こうして思いやりを示してあげられたとき、あなたご自身が成長しますので、より日常生活に充実感を覚えることになるかと思います。
心理療法のACTは、テクニックを身に着けると一生涯使えますので、練習することをおすすめします。
入門書としてラ・スハリスさんの『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』があります。(↓リンクついていません^^;アマゾンでも楽天でも扱っています。)
こちらは米国がベースの著作であることと、翻訳書ならではのわかりにくさを解消し、理解を深めるために作った記事がありますので、良かったら参考にしてみてください。
夫婦間プチトラブル救助記①でした。
目を通して頂き、ありがとうございました❣