<HSP3つの脳科学的特徴>【HSPのモラハラ回避:愛されHSP道vol.2】
今日は、HSPの人がもつ、生理的・脳科学的特色を3点、知っていただきたいなと思います。この3つの特色は、現代社会において、HSPの人たちを受難に導きやすいものです。HSPが本来もつ非凡な才を活かしていくためにもモラハラ予防・対策のためにも是非最後まで読んでみてくださいね。本日は、ペン子🐧🎀と、キューピッドのCUPID🏹会話形式で、軽く読んでいただければと思います。
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CUPID🏹「3つのHSPの脳機能を理解することが、HSPが受難を避けるためにめっさ大切や!」
🐧🎀「早速お願いします。前置きは大丈夫です。」
CUPID🏹「あ、そうなん。もう少し、キューピッドらしいこと言いたかったんだけど。まぁ、本題やな。あのな、HSPの人は、以下の3つの特色がある。
1⃣扁桃体の過敏性
2⃣前頭葉から扁桃体に向かう神経が、扁桃体から前頭葉に向かう神経より少ない(非HSPもそうだが、HSPはさらにその傾向が強い)
3⃣ひとつの情報入力で、それに紐づいた複数の情報が喚起されてしまう脳タイプ。
この3つや。この3つが、いい面も勿論あるんやけど、現代社会ではHSPにマイナスにはたらきやすいんや。
1⃣扁桃体の過敏性
ご存知かもしれんけどな、非HSPの人では反応しないか、小さくしか反応せんような小さな刺激で、HSPの扁桃体は反応するんや。これが、HSPの人が、
●敏感である、
●繊細である、
●感受性が強い
と言われるゆえんの大きな理由のひとつや。
扁桃体は、不安とか、恐怖というような情動を司っている🧠の一部。
1・5cmぐらいって言われてる。この扁桃体は、霊長類の中でだんとつに大きくて、社会性が高くなるにつれて大きくなるのではないかって言われてる🧠のパーツや。
狩猟採集原始の社会では、野獣だ、藪蛇だと、危険が迫ったり恐怖体験したりすると、ここが活性化する結果、身体は闘争逃走反応といって、本能レベルの生き残り戦略が優先されるように切り替わる。
扁桃体が活発になって、知性や理性を司るっていわれてる前頭葉の働きを抑えて、出血抑えたり血流を筋肉に送ったりして、逃げるか、戦うか、て反応を起こさせるんや。
HSPの人は、この扁桃体が敏感で小さな恐怖ですぐに活性化する。つまり、前頭葉の働きがとまりやすく、本能レベルでの防衛体制に入る。
これは、太古の狩猟採集民時代にはサバイバルに一役たったとしても現代社会ではマイナスに出ることが多いんや。」
🐧🎀「確かにそうよね。
例えばのはなし、怒られることになれない人が怒鳴られるなどがあったら、すぐに脳が理性的に機能せず感情的になるってことよね?」
CUPID🏹「まぁ、そういうこっちゃな。誰かが怒鳴られてるの聞いただけで、扁桃体が活性化して、仕事の効率が低くなるというのは、HSPの人にはよくおこることや。」
🐧🎀「誰かがひどく怒られていると、手の力が抜けたりしたことよくあったけれど、それも闘争逃走反応状態になっているってことかしら。
そもそも、誰かが怒鳴られてる仕事場は、できるならすぐにやめた方がいいわよね。萎縮させて、コントロールしているところよね?」
CUPID🏹「そやな。すぐに、そそっとやめれるならやめたほうがええ。HSPの人なら、なおさらや。HSPの人は、それだけじゃなくて、一度扁桃体が活性化すると、なかなか収まりにくいって特色を持ってる。」
🐧🎀「そうなの?熱しやすく冷めやすいっていうのではないのね。」
CUPID🏹「その理由が、
2⃣前頭葉から扁桃体に向かう神経が、扁桃体から前頭葉に向かう神経より少ない(非HSPもそうだが、HSPはさらにその傾向が強い)
ってことや。
例えば、映画みてゾンビでてきてきゃーっとなっても映画やしな、って冷静になるやろ?時間に個人差あるにしてもや。これは、前頭葉がそれは映像でフィクションなので、安全です、落ち着いて大丈夫です、闘争逃走反応の必要はありません、って、扁桃体に連絡してるんや。
この扁桃体へのコントロールの機能がHSPの人は弱いんや。だから、長いこと、不安や恐怖を感じてしまう。ネガティブな気持ちをひきずってしまうんや。」
🐧🎀「個人的なお話だけど、ホラー映画、しばらく怖さひきずってしまうからみないの。弱いのかなって思っていたの。そういうことだったのね。」
CUPID🏹「そういう脳タイプだから、仕方がないよ。逆に、いい映画みて、すごく感動できて、しばらく楽しめるのもHSPだからね。」
🐧🎀「それで、HSPがモラハラ気質の人にはまりやすいのが、腑に落ちる。どなられると、闘争逃走反応が起こって、パフォーマンスが落ちる。それで、また叱られる、またパフォーマンスががた落ち、ってネガティブな連鎖ってわけね。」
CUPID🏹「そういうこと。モラハラ気質の人は、そうやって萎縮したり、相手が落ち込んだり、自信喪失したり、自分のだめだし、不安や恐怖に陥るのを見るのが大好物なんや。
そういう人、いてるからね。人を喜ばすの大好きな人がおるように、逆の人もいる。シャーデンフロイデ、人の不幸は蜜の味のエスカレート版や。
やから、もうモラハラ気質の人は、ゆかいやからでとまらへんねん。いじめの原理と共通してる。」
🐧🎀「やなやつ。そんな人おる?」
CUPID🏹「おるおるで。甘いで。普通に世の中におるからな。それで、最後の
3⃣ひとつの情報入力で、それに紐づいた複数の情報が喚起されてしまう脳タイプ。
これも特に大きな特徴で、陽にも陰にも出る。いいところは、のちのち詳しく伝えるとして、ざっくりいうと、高い創造性や反応性。
今日は陰の部分を紹介するな。
例えばのはなし、怒っている人の顔を見るとするやろ?睨んでいる人とかな、そしたら、不快やって扁桃体が反応するのは、誰でも同じなんやけど、HSPの人は、非HSPの人と異なって、脳内全体が活発になる。それで、どうやら、脳内の記憶情報から、感じた不快さと紐づくような情報を探し出してることが分かったんや。
つまり、過去の不快な記憶を想起させているということ。扁桃体は、すぐには沈静化しーひんから、長いことずっとや。」
🐧🎀「いやな気分になったら、その感情で紐づく過去の記憶を思い出すってこと?」
CUPID🏹「そうや。非HSPなら、あぁ、いやな顔やなぁ、で済んでしまうところをHSPは、不快な記憶を想起させ不快な感情は続いてく。」
🐧🎀「あぁ、確かに。だから、お前はあかん、って言われたりすると、
自信喪失感や、自己無力感が出て、その感情に紐づくような記憶を脳が探し出してしまう。だから、負の感情の連鎖が始まってしまうってことね?なかなか不安から解放されない理由が分かったわ。」
CUPID🏹「不安のようなストレス感情は、ずっともっていると、海馬の萎縮させたり身体こわしたりするけそ、これから対策していけば大丈夫や。それにな、そんな脳タイプやってずるがしこいモラハラする人はな、見抜いてることある。そういう脳タイプやって、見抜きよるねんな。ネガティブな種をまけば、自滅するってわかっててやってくる人もいるからなぁ。」
🐧🎀「こわっ。」
CUPID🏹「いつの世も、もっとも怖いのは、人や。防衛力が元から低いHSPはかっこうの餌食。それに、彼らだて、生き残りのためにしてるわけや。会社は、利益優先・弱肉強食の世界やからな。
HSP側ができることは、防衛力を身に付けていくってのが最善の選択やと思うしおすすめや。」
🐧🎀「元から防衛力低いのは、わかったわ。これから、変わっていったらいいのね。」
CUPID🏹「うんうん。めっさ応援するからな!HSPの人って、個性的な才秘めてる人多いから、潰れんで、ちゃんと活躍していってほしいねん!
きちっと自分を守れて、才を発揮して活躍してる方、大勢おるから、みならってこな。
餌食にならんように、餌を与えんようにしていくんや~↑↑↑↑どんな人とも共存共栄や。
今日は、HSPの人のネガティブに傾きがちな特性3つ紹介したなぁ。ちょっと長いか?理解してくれてるかなぁ?
この3つ攻略していくと、HSPの人生は大きく変わっていくで。
次回は、攻略方法の前にモラハラにあってしまう根元的な理由をお伝えしていけたらええな思てる。お役に立てたら嬉しいわ。ほな、ええ一日を送ってや。」
🐧🎀「よい一日をお過ごしください。ではまた明日。」
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<ネガにでがちな3つのHSPの特性>
1⃣扁桃体の過敏性
2⃣前頭葉から扁桃体に向かう神経が、扁桃体から前頭葉に向かう神経より少ない(非HSPもそうだが、HSPはさらにその傾向が強い)
3⃣ひとつの情報入力で、それに紐づいた複数の情報が喚起されてしまう脳タイプ。
目をとおしていただきありがとうございました。
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AZUMA(無名の劇作家)
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