どんなに困難に見えようと道はある。山が教えてくれたこと
1月3日に2025年の抱負を書き、「旗を上げ、山に登る」と宣言して8日。仕事ではなくプライベートで、リアルの山に登ってきました。
目指すは、宮崎県と大分県の県境に位置する「傾山(かたむきやま)」。
前日に偶然TVで上白石萌歌さん、井之脇海さんが登山する様子を見て、一層ワクワクとした気持ちで2時半と超早起きして出かけた。
寒いかな?雪かな?強風で心折れてしまわないかな…?
ワクワクと同時に、正直なところ初めての山に不安もあった。でも、登りながら、これは仕事における「山を登る」ことを疑似体験しているんだ、と噛みしめながら登ることができた。
険しい山に心がひるむ
標高の半分くらいにある登山口から、なだらかな斜面をひたすら登る。途中、景色がひらけるとだんだん楽しくなって、尾根の道もぐんぐん登った。
進んだ先に目をやると、これまでとは違った険しくそびえ立つ3つの頂。どうやら一番奥が山頂だ。「ここを登るの?登れるの?」完全に気持ちがひるんだ。
目指す山を決めて登ろうとしたとき、険しそうなその姿に、自分が本当にやりきれるのだろうかと不安になる。
すべって怪我しないともかぎらないよね。
気持ちのいいところで、引き返してもいいんじゃない?
でも、一歩一歩と小幅でも足を踏み出していくと・・・
一歩踏み出さなければ見えないもの
勇気を出して一歩踏み出すと、険しく見えた山肌には足をかけられる岩があり、手を掛けられる木の根があって。
手を貸してくれ、声をかけてくれる仲間がいて。
道を間違いそうになるけれど、人の足跡や目印が山頂へと導いてくれる。
山頂が見えたとき、山頂の看板に手を触れたとき、360度見渡せる冬山の頂に立ったとき。
喜びと敬意、感謝で心がふるえた。
山が、教えてくれた
「できないかもしれない」そんな恐怖から一歩を踏み出さないでいたら、まわり道があることも、風を防ぐ岩があることもわからない。
その先に見える絶景や、山頂の雪の上の陽だまりのあたたかさも。
仕事において、2025年は「山を登る」と決めた直後。本当の山と対峙して、たくさんのメッセージをもらった。険しくても、一歩踏み出すことから始めよう。頂上へとつながる道はきっとある。
心地よい疲労感のなか、忘れたくない気持ちをnoteに書き留めておこう。
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