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「書く」仲間とリアルでつながり、学びが増幅したマーブル冬合宿

書く仕事を楽しく続けるために活動する「マーブルコミュニティ」の冬合宿に参加した。マーブルの合宿は2024年夏に1回目が開催され、今回が2回目。

👇マーブル合宿第1回の様子

宮崎在住の私にとって京都1泊2日の合宿に参加するというのは、それなりの大イベント。直前は、申し込んだ自分を恨めしく思ってしまいそうになるほど気持ちが縮み上がっていたけれど…。結果、楽しかったし学びも大きかった。申し込んだあの時の自分に感謝しつつ、学びを振り返りながら気づきをまとめておきたい。


参加を決めた「企画力」というテーマ

言葉で届けることは企画そのものだなあと思う。一本の記事も、一枚の資料も。私が冬合宿に参加を決めた一番の理由は、この「企画力」というテーマが刺さったから。届けるための「企画力」を磨くヒントをつかめたら…そんな気持ちで参加した。

特に、今後力を入れたい「広報」の分野でより必要になりそうだな、という思いがあったから。“合宿”というハコで、意欲の高いコミュニティの仲間たちと一緒に集中して学ぶのも貴重な時間だ。

ケータリングランチ&交流会からスタート

京都駅から徒歩数分のレンタルルームが合宿会場。到着すると、コミュニティマネージャーのみほさんが
「やのゆりさん!こんにちはー!」
即座に明るい声かけで緊張をほぐしてくれる。みほさんは、今回の合宿の企画運営を1人で担っている。コミュ力&企画力のかたまりみたいなお人。尊敬!

コミュマネ・みほさん

会場には、スクールの同期やコミュニティ活動でつながる方々がたくさんいて、オンライン上でつながる人と直接お会いし、言葉を交わせるのって本当にうれしい。自分のことを認識してくれている人が想像以上に多かったことで、「ここはあなたの居場所なんだよ」と、肩をとんとんされた気がした。

合宿WS①〜自分のための「企画」を学ぶ✍️〜

早速12時から最初のワークショップがスタート。シリョサク!ラボのコミュニティマネージャー・林誠一郎さんより、短時間で自分を紹介する方法・伝わる資料作りのコツなどを教えていただいた。

聴き手は誰?その人との関係性は?
伝えたいことのメインメッセージは?
起こしたい変化は?

こうやって考えるステップがあると、たしかに作りやすさが格段に上がるな。

ひとり納得していたら、自己紹介作成のワークタイムがスタート!制限時間30分!ひゃ〜〜できるかな?PCに向かい、手に汗を握りつつなんとかギリギリで仕上げた…。

私の特徴って、 #ライター #宮崎 #フリーランス歴長い みたいなところ。「起こしたい変化」を「宮崎に行きたいと思ってもらう」ことにセットしたら、宮崎の広報的な立ち位置での自己PR資料が出来上がっていた。わりと好評だったので良しとしよう。

スライドの1枚。最近は“宮崎感”を出しがちな私

合宿WS②〜企画の基礎を学ぶ✍️〜

30分の休憩をはさみ、2本目のワーク。コピーライターであり「企画メシ」主宰者の阿部広太郎さんによる濃密な学びの90分。

たくさんたくさん丁寧に伝えていただいた。自分の直接的な経験だけでなく見聞きしたことも“経験”ととらえ、その時の感情を無意識の部分にまで探りにいってみる。「たとえば」をいくつも重ねていくことで「つまり=本質」を見つけていく。企画は「思い出す」のミルフィーユなんだという言葉が深く染み渡った。

そして、うれしかったのがこの言葉。
“writing=lighting” 書くことは、光を当てること。
光の当て方次第で輝き方が変わるんだと伝えるこの言葉が、言葉を扱う我々へのエールに聞こえて胸が熱くなった。

講義のあとは、もちろん実践ワーク!10分ほどで「マーブルコミュニティのコピー」をつくり各自チャットに上げる。阿部さんは一つひとつにフィードバックをしながら、質問タイムも含めてあっという間の2時間が終了。深い思考と数々の経験から伝わる、阿部さんの「企画」への解像度の高さと愛に衝撃を受けた時間だった。しばらく余韻に浸りつつ、みんなで感動をかみしめていた。

やのゆり作。恥ずかしいけれど敢えて出す!笑

楽しい食事会🍻…で、終わらない!夜のWS〜パーソナル編集者とnoteの企画を考えるグループワークショップ✍️〜

夜は、みずのけいすけさん率いるパーソナル編集者®️のみなさんと食事会から合流。食事は1時間ほどでスパッと切り上げ、昼間のスペースに戻って最後のワークショップ。食事の後にもうひとがんばりがあるところが、なんとも合宿っぽい(合宿です)。

昔話やアニメの登場人物がnoteを書いたらどんなタイトルに?どんな企画だと読みたくなる?そんな楽しいお題に賞品付きグループ戦で行うワークショップ。お酒がちょっと入ったくらいが盛り上がる。

グループごとにパーソナル編集者が付いて、「どんな要素がある?」「それいいね!」問いかけとポジティブワードでうまく言葉を引き出してくれる。おかげで8つのグループ5案ずつのタイトルは、発表されるたびに会場が湧くものばかりだった。自チームの自信作は残念ながら入賞せず…でも楽しみながら学べるってこれ以上のことはない。

みずのさんの場づくりは温かく、それでいてハッとするような視点をくれる。2時間のワークショップは笑顔と笑い声と温かい拍手でいっぱいだった。

【合宿2日目】ペアでお互いのnoteについて話す

2日目は10時にカフェ集合。決められたペアで席に座り、お互いのnoteを読みながら、「これいいね!」とか「こんなこと書くといいんじゃない?」を言い合う時間。

なんと、私は講師のえるもさんとペアに(ドキドキ)。なんて贅沢な時間なんだと喜びを噛み締めつつ、改めてえるもさんのnoteを読む。

私のnoteの激よわコンテンツに対して、えるもさんのnoteは2018年から書き溜められている。それ以前はブログを継続されていたようで、表現も切り口もタイトルも洗練されている。編集者視点でメディアづくりやライティングのポイントをまとめたスキル系のものもあれば、フリーランス夫婦のマネーライフを開示していたり。ご本人にも伝えたけれど、個人的に印象的だったのがこちら↓

えるもさんからは「できないことも発信」していいことや、「書きたいことにニュース性をからめる」といいよ、とアドバイスをもらった。えるもさんとのありがたき1on1で出てきたタイトル「25年ライターを続ける私の、自分史上最大の失敗」は、本気で今度書いてみようと思っている。

素敵な古民家カフェで「おつかれさま〜♡」のランチ会

京都らしい、古風でいて粋なこちらの町家カフェへ。いろんなおかずが味わえるプレートランチを味わいながら、1泊2日の合宿を振り返った。

「書く」をテーマに、私を含め多様な人たちが集まるマーブルコミュニティ。いろんな場所で「書く」スキルを活かし、未来を描こうとする仲間たちの言葉はどれも共感できるし、これからも一緒に頑張りたいと思わせてくれた。企画してくれたコミュマネのみほさんには、全員から最大のリスペクトと感謝の気持ちが告げられた。みほさん、本当にありがとうございました!

マーブル冬合宿に参加して感じたこと

◾️コミュニティで学ぶ価値

個人で学ぶことはもちろん大事だけれど、仲間と学ぶ、あるいはコミュニティで学ぶといろんな意見や質問からさらに学びが深まる。オフラインであればその場の空気感を共有して、モチベーションを維持しながら学びに集中できると感じた。

◾️時間を切ると集中力がアップ

今回、ワークのお題に短時間で取り組んだ。1人でいるとどうしても時間管理が甘く、これまで時間をかけ過ぎていたことを痛感。普段も、本気で時間を決めて取り組めばいろいろと改善できる余地がありそうだ。

◾️講師陣も一緒に学ぶフラットさ

合宿にはマーブルスクール講師の3人も私たちと同じように参加して、ワークに取り組んでいた。つまりは、講師の方々もコミュニティの一員であって、講師のみなさんにも魅力的なコンテンツだったとも言える。どちらにせよ、このフラットな感じも個人的に感動したポイントだった。

常に学び実践しているからこそ、私たちが行きたいその先を照らし続けてくれている講師のみなさん。マーブルコミュニティの魅力でありパワーの源泉だと思った。私も、自分の行動が人に刺激を与えられるような人でいたい。


最後に個人的な思いを言えば、心底苦手な公共交通機関を使って、指定された会場に到着できた自分をまず褒めたい。今の全力で臨んだ合宿での学びを活かせるかどうかは自分次第。これからは目の前の仕事に学びを取り入れ、実践あるのみ!

みなさん、ありがとうございました!





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