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いろはかるた

いろはかるた、やったことありますか?
私はないです。

でもいろはかるたに使われてることわざは、有名なものだろうし知ってると思ってました。

コンピュータゲームは苦手だけどアナログゲームは大好きな私。
オリジナルいろはかるたを作ろうかな、と思い立ったので、まずは現行のいろはかるたについて調べてみました。

Wikipediaにはこうあります。

いろは47文字に対応した「いろはかるた」が最も古典的で有名である。なお、歴史的仮名遣いや字音仮名遣いに必ずしも準拠しているものではない。
ことわざを使っているが、内容は江戸、京都・大坂など上方、尾張などで各々異なっており、地方の特色が表れて、「郷土かるた」も各地に存在する。
「犬も歩けば棒に当たる」で始まるものは、江戸かるた(犬棒かるた)である。

そして江戸、上方、尾張の伝統的な札が紹介されていました。
以下の表がそれです。

 犬も歩けば棒に当たる/一寸先は闇/一を聞いて十を知る
 論より証拠/論語読みの論語知らず/六十の三つ子
 花より団子/針の穴から天覗く/花より団子
 憎まれっ子世にはばかる/二階から目薬/憎まれっ子頭堅し
 骨折り損のくたびれ儲け/仏の顔も三度/惚れたが因果
 屁をひって尻すぼめる/下手の長談義/下手の長談義
 年寄りの冷や水/豆腐に鎹/遠くの一家より近くの隣
 塵も積もれば山となる/地獄の沙汰も金次第/地獄の沙汰も金次第
 律義者の子沢山/綸言汗の如し/綸言汗の如し
 盗人の昼寝/糠に釘/盗人の昼寝
 瑠璃も玻璃も照らせば光る/類をもって集まる/類をもって集まる
 老いては子に従え/鬼も十八/鬼の女房に鬼神
 破れ鍋に綴じ蓋/笑う門には福来る/若いときは二度ない
 癩(かったい)の瘡うらみ/蛙の面に水/陰裏の豆もはじけ時
 葦の髄から天井覗く/夜目遠目傘のうち/横槌で庭掃く
 旅は道連れ世は情け/立て板に水/大食上戸餅食らい
 れう薬(良薬)は口に苦し/連木で腹切る/連木で腹切る
 総領の甚六/袖振り合うも多生の縁/袖振り合うも多生の縁
 月とすっぽん/月夜に釜を抜く/爪に火をともす
 念には念を入れよ/猫に小判/寝耳に水
 泣きっ面に蜂/なす時の閻魔顔/習わぬ経は読めぬ
 楽あれば苦あり/来年の事を言えば鬼が笑う/楽して楽知らず
 無理が通れば道理引っ込む/馬(むま)の耳に風/無芸大食
 嘘から出た真/氏より育ち/牛を馬にする
 芋の煮えたもご存じない/鰯の頭も信心から/炒り豆に花が咲く
 喉元過ぎれば熱さを忘れる/ノミと言えば槌/野良の節句働き
 鬼に金棒/負うた子に教えられて浅瀬を渡る/陰陽師身の上知らず
 臭いものに蓋をする/臭い物に蝿がたかる/果報(くゎはう)は寝て待て
 安物買いの銭失い/闇に鉄砲/闇に鉄砲
 負けるが勝ち/まかぬ種は生えぬ/待てば甘露の日和あり
 芸は身を助く/下駄と焼き味噌/下戸の建てた蔵はない
 文はやりたし書く手は持たぬ/武士は食わねど高楊枝/武士は食わねど高楊枝
 子は三界の首枷/これにこりよ道才坊/こころざしは松の葉
 得手に帆を挙げる/縁と月日/閻魔の色事
 亭主の好きな赤烏帽子/寺から里へ/天道人殺さず
 頭隠して尻隠さず/足元から鳥が立つ/阿呆につける薬はない
 三遍回って煙草にしょ/竿の先に鈴/触らぬ神に祟りなし
 聞いて極楽見て地獄/鬼神に横道なし/義理と褌欠かされぬ
 油断大敵/幽霊の浜風/油断大敵
 目の上の瘤/盲の垣覗き/目の上の瘤
 身から出た錆/身は身で通る/蓑売りの古蓑
 知らぬが仏/吝ん坊の柿の種/尻食へ観音
 縁は異なもの味なもの/縁の下の舞/縁の下の力持ち
 貧乏暇なし/瓢箪から駒/貧僧の重ね食い
 門前の小僧習わぬ経を読む/餅は餅屋/桃栗三年柿八年
 背に腹は代えられぬ/雪隠(せっちん)で饅頭/背戸の馬も相口
 粋は身を食う/雀百まで踊り忘れぬ/墨に染まれば黒くなる

が、幾つか私の知らないことわざがあります。
まあ、聞き慣れないものでも何となく意味の分かるものはあります。
江戸の札のうち、見ても分からないことわざを、「オンラインことわざ辞典」で調べてみました。

癩(かったい)の瘡(かさ)うらみ
大差のないものを見てうらやむこと。また、愚痴をいうこと。「癩」はハンセン病、「瘡」は梅毒のこと。
総領の甚六
長男は甘やかされて大事に育てられるので、おっとりとした世間知らずの者が多いということ。「甚六」は愚か者のこと。
得手に帆を揚げる
絶好の機会に恵まれ、得意になって事を行うこと。「得手」は、得意とすること。
三遍回って煙草にしょ
休むことを急がずに、手落ちのないように念には念を入れよということ。夜回りを三遍してから休憩しようという意から。

ということでした。
この「江戸かるた」を元に、次の記事ではオリジナル「いろはかるた Tokyo」を作ってみようと思います。

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