59 『散歩する侵略者』 絶対!!映画が見たくなる!~ゆらり~ 誰が味方?地球侵略の概念は?
今回の作品
こんにちは~
「あ~よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
秋ですね~
読書もいいけど、映画みましょ!!^^
初めてお越し頂いた方も以前から見て頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します
遠足でのお弁当確認のごとく、映画館では必ずハンカチを用意してからの鑑賞が当たり前。忘れたときの落ち着きのなさは半端ない!!まるでお弁当に箸を忘れた時のようだね^^
そんな私が「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています
私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら とってもウレシイ!!
イマジネーションを膨らませてくださいね~^^
では、いきますよ!!
それでは
作品紹介
いってみよ~う!!
「SFサスペンス」
物語 ★★★★★
キャスト ★★★★★
映像 ★★☆☆☆
監督 黒沢清
キャスト
鳴海 (長澤まさみ)
真治 (松田龍平)
『探偵はBARにいる2』『まほろ駅前多田便利軒』
桜井 (長谷川博己)『半世界』
宇宙人 天野 (高杉真宙)
宇宙人 立花あきら(恒松祐里)
あらすじ
感想
いやいやいや~想定外の展開に少々驚きましたが
とても興味深い視点でとてもよかったですね~。
『寄生獣』とも被る感じの作品でしたが
とても面白い考え方の物語が興味をそそります。
エイリアンなどの目に見える敵との戦いではなく(イヤ見える敵よ~)
宇宙人なのですが、ややこしいですね^^
エイリアンのような物質的な宇宙人は出てきませんから
目には見えないということです。
地球の侵略という観点で言えば「宇宙人が敵」(侵略者)なのです。
が、それは結局のところ見せかけのものであって、私達地球人のもつ概念(感情の伴う観念)なのだろうと思わざるを得ない展開に( ^ω^)
ふっふっふっと思えるわけです。
そしてな~るほど!!となるわけです( ̄▽ ̄)
晴天の、のどかな田んぼ道を歩く『血まみれの女子高生』からの幕開けで
かなり強烈な映像からのスタートは少々驚き「まいったな~これは私の苦手なホラー要素が強い作品かな??」「途中退場になるのかな~」
なんて考えが頭をよぎってしまいましたね^^
ですが大丈夫でした。グロテスクなものは思ったほどではなく、真治(松田龍平)や 天野(高杉真宙)立花あきら(恒松祐里)が『無機質な人間』を演じていたことの方が、とても不気味に映りました
そして学習する度に人間に近づいていく宇宙人が人間らしくなっていくことも並行して不気味さを増してくるのです。
地球侵略という意味での『概念を奪う』行為が
侵略とは反対の『人間が自分らしくなっていく』ことを促す結果が皮肉にも人間にとっては救世主なのではないか?と思える展開に
『矛盾してるんでは?』って感じるわけです(笑)
『概念』とはあくまで個人の考え方(範囲内)の中でのものなので、人それぞれ違っているわけです。
個人の決めた枠組みを取り払うことで、自分を縛り付けていた概念も無くなり“楽に”生きられるんじゃない?というメッセージを発信しているかのような作品でしたね~。
全ては自分の考え方次第で世の中決まってくる・・・
そんな感じでしょうかね(^ω^)
最後
ふと思ったのですが~宇宙人が人間を学習する過程で人の頭から『概念』を奪うのですが、侵略を前提として『なぜ??』人間について学習する必要があるのか?(笑)
人間を理解することの必要性がどこにあったのか??( ̄▽ ̄)
いまいち、腑に落ちないのです。
ですが作品として、人間が今一番欠落している概念を「ストレート」に分かりやすくど真ん中に投げてきたことで、今の世界が最も必要としている大事な何かを考えるきっかけになるのではないかとおもえてなりませんでしたね~。
時代の流れに乗ったタイムリーな作品だ、とチョット感動です(#^.^#)⇊⇊⇊『ET』?(笑)
1つ人間は面白いな~と思えたシーン「あいつは宇宙人だ!!」と「天野」を指摘する「桜井」は、ただただ気がふれたヤツで「いっちゃってるよ~!」的な人間に見えることが滑稽でしたね~。
見えるものしか信じない!イヤ見ても信じない!!
人間は理解する以前に、納得することで理解するのだろうな~
とニヤリとしてしまいました( ̄▽ ̄)
映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね~💓
最後までよんでいただきありがとうございます
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2017’09’21