胃氣と里芋
胃氣を調え、活き活きと。
旧暦8月の2日には「二日灸」といって、この日に据えるお灸には普段より倍の効果があるとされ、江戸時代には盛んに行われていました。
旧暦8月は秋の実りを迎える繁忙期。その収穫を前に自身の身体をケアした養生の日に、据えられたツボは足三里。膝関節から指四本下の足の外側にあります(簡易な取り方は、下記の動画が参考になれば幸いです)
その効能は非常に広く、胃腸の諸症状をはじめ、足の疲れやだるさなどにもよくよく使われます。胃を調え、氣を養い、身体を元氣にしてくれるツボ、それが「足三里」です。
脾胃を丈夫にしてくれる「里芋」
また旧暦葉月の歳時と言えばなんといっても「中秋の名月(今年は9/29)」月見団子以外にも、別名「芋名月」と呼ばれるように、この時季収穫を迎える里芋やサツマイモをお供えして、豊穣に感謝していました。
そんな里芋は脾胃を丈夫にしてくれるお野菜としては有名。内から外から内なる土(脾胃)をケアして、健やかな秋を。
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