・(電験二種機械制御R4問2)
方向性の違いってやつだ。
今回の問題はコチラ
これもまあ難易度はそこまで高くはないですが、気をつけてみないと間違える点がいくつかありますね。
ここも解いた時は完答したなんてほくそ笑んでましたがまあ落とし穴はあるもので…
まあ、解いていきましょう。
⑴について。
滑りを求めるために以下の公式を使用し、計算する。
こんな感じで文字を定義して公式はこれってやって計算すれば問題ないだろう。
電動機のすべりは3.0%である。
⑵について。
図を描き、必要な情報を書き込む。
励磁電流は相電圧と励磁アドミタンスを乗算すれば良いので
計算し、励磁電流は5.77-j11.5[A]となる。
ここをね、二乗同士を足してルートした人は何人いるだろうか。
私はやっちまった側の人間なので多いのではないかと思ってはいる。
3点くらいくれてないかなぁ。
ベクトルって指定したよね?0点て言われても仕方ないとは思うが…
そもそも小問6つ全部5点とも限らないんですけどね、その辺はまあわからないんで予想です。
⑶について。
図に赤字を追加し、まるで囲む
赤丸部分のインピーダンスを考えると
あとは相電圧をインピーダンスで割ってやれば二次電流の一次側換算値が求められる。
ここも・が二次電流の一次側換算値についているので絶対値を求めてしまわないように注意。
私はやらかしましたけどね(二敗目)。
なのでここも3点かなぁ。
⑷について。
銅損を求めたい。
間違っても二次銅損を求めてはいけない。
まあでも例にはなる、二次銅損を求める式はイメージだと
文字を定義してるわけでないので参考程度に。
じゃあ一次銅損はとなると並べて書いて合わせると
これに値を代入し、三相であることを考えると
抵抗に流れる電流を考えれば求まりますねって感じ。
よって答えは375[W]となる。
⑸について。
電動機の入力電流I1を求めたい。
先ほどの図を使い回すと
青丸の部分に注目する。
まあ、ただの足し算ですね、計算して
注意するとこっちはベクトル表記ではないので絶対値をとりましょう。
愚痴になってしまうがいや、混ぜるなよとは思う笑
まあ、冷静に見れなかった自分が悪いんですけどね…
と言うわけで答えは31.7[A]となる。
⑹について。
入力力率を求めたい。
電動機の入力電流からどの程度有効電流となったか?と言えばわかりやすいだろうか。
要素を書いてみる。
有効電流部分を入力電流で割ってやればよい。
計算して
よって入力力率は88.0%となる。
出来としては、⑴、⑸、⑹を完答、⑵、⑶で部分点とは思っている。⑷は論外。
合計21点、が1番良い方向に考えた点数かなぁ。
あとがき
電験三種の機械はかなり苦戦したんですが、こっちの機械は得点源でした。
まあ範囲狭目だし、訓練積んだというのもあるんですけどね。
年度末終わってしまったんで、一度今年度の目標挟んでから最後の問題をやろうかな。
そんな感じで
ではでは、また次回。