無視できるくらい小さい(電験二種理論H22問8)
ベース!エミッタ!コレクタ!
ってコンボしたくなるやつ。
問8 増幅回路の問題
Bルート、82/90点。
こっちの方がまだ自信持って解答できるから本番でもこっちを選ぶとは思う。
落ち着いて意味を考えていけばなんてことはない計算でしょう。
いざ、丁寧に解く。
⑴について。
これも情報書き込んで考えるのが早いかな。
問題文と図2から上記の式を導き出せる。
倍率は見ての通り100倍である。
よって⑴の答えは(ワ)となる。
⑵について。
入力電圧の電圧降下を考えていく。
入力電流が赤い矢印を辿るので抵抗との関係を式にして計算する。
よって⑵の答えは(ロ)となる。
⑶について。
各々の電圧を表す式を作ると
これらに代入及び式変形して
⑶の答えは(ハ)となる。
⑷について。
今までの式から出力電圧、入力電圧の関係を導く。
分子は⑶で分母は⑵で導出しているのでそれらを利用すると⑷の答えは(リ)となる。
最後に⑸について。
⑷の式を文字式へと戻すと
このβを99よりも大きくしていくとどうなるか。大きくしていくにつれてそれぞれ加算している1と2がβ比べて十分に小さくなるから無視しても良くなる。
そういう考え方をすると最終的にβ/βとなるので1倍ということがわかる。
よって⑸の答えは(ト)となる。
あとがき
うーん、上手く文章にできてる自信がない。
特に最後の概念系の話は正直、そうはならんやろって思ってしまう。
なっとるやろがい!と突っ込まれそうだが…笑
まあでもこの無限まで飛ばす考え方は色々使うから便利なんだよなー
ちゃんと理解しなきゃ…
ではでは。