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Civ6:紀元前に飛行機飛ばしてみた
最近、友人がようやくCiv5からCiv6に乗り換えてくれました。そのおかげで、Civ6のプレイしたい欲がに再び火が付きました。そこで、Civ6初心者の友人をこてんぱんにするために文明をいくつか使ってみたところ、かなりヤバくて奥深い文明を見つけました。
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ご存知バビロンです。ヤバいのは固有能力の「エヌマ・アヌ・エンリル」。
ひらめきにより、その技術に必要な全科学力が得られる。毎ターンの科学力-50%
通常の文明であれば、ひらめくことでそのテクノロジーのコストが4割カットされます(中国は5割)。しかし、バビロンは10割カット、つまりひらめけばそのテクノロジーを直接入手することができるんですよね。その代わり科学力が半分になるので通常の研究でテクノロジーを入手するのは難しくなります。バビロンの定番戦略は、この固有能力を活用して先のテクノロジーで解禁されるユニットを揃えての制覇勝利です。
そんなバビロンを練習している中で、複葉機が簡単に、かつ安定して出せることに気がつきました。そこから始まったのが、バビロンでどれだけ早く複葉機がだせるのかチャレンジ、略してバビチャレ。今回の記事はそのチャレンジについてまとめたものになります。
レギュレーション
バビチャレのレギュレーションは以下の通りです。記載がない部分は初期設定になっています。
自文明:バビロン
サイズ:決闘
マップ:パンゲア
都市国家数:6
特にこだわっている部分はありませんが、めんどくさくないようにしつつ、やりごたえが出るようにしています。さすがに、蛮族なしや伝説的な開始位置はヌルすぎますからね。
ひらめき順の確認
バビチャレで重要なのはいわずもがな、複葉機までのテクノロジーをひらめく順番です。以下のような形になります。
徒弟制度:鉱山3つ建設→工房
工業化:工房2つ建設→石炭火力発電所/ルール地方
精製技術:石炭火力発電所→石油(複葉機生産に必要)
航空技術:産業時代以降の遺産を建設→複葉機
4つしかありません。意外ですね。ネックになるのは工房2つ建設とルール地方建設ですかね。この2つがともかく時間がかかります。
いざバビチャレ!
ひらめき順を確認したところで、いざ実践です。何回かチャレンジして1番早かったときのレポになります。
序盤
初期立地の選定は重要です。まずは鉱山建設用の丘陵が3つあること、そしてルール地方建設のために川沿いであることはマストになります。なければリセット。ほかには製材所&伐採ブースト用の森がたくさんあると嬉しいですね。
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最終的にはこんな感じに。
生産は斥候→労働者→投石兵→投石兵の順でやりました。石油が湧くまでなるべくマップを開けておきたいのと原住民の集落あさりで初手は斥候を選択。人口+1や労働者をゲットできると時短になります。労働者は必ず鉱山3つ建設に使いましょう。投石兵は将来的に弩兵を目指すためです。徒弟制度取得後から蛮族のメンアットアームズが湧くので、弩兵がいないとなすすべもなく蹂躙されてしまいます。
最初の総督はいつもの手癖でピンガラを選択しました。が、科学、文化ともに必要ないためマグナスの方が良いです。ここは明確なプレイングミスですね。
中盤
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第2都市はさっさと工房を建設したいので、生産が高くなりそうな立地を選択。将来的に砂漠に石油が湧くと予想して、砂漠ギリギリに都市を出しました。それが功を奏したのかちゃんと湧いてくれました。やったね!
工房建設後は商業ハブを建設したり、労働者を生産したりして首都のサポートに回りましょう。
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プレイングミスその2。精製技術をひらめく条件って石炭火力発電所を建設なんですよね。たぶん、石炭はいらないです。なので石炭のためにわざわざ第3都市は出さなくてもよかったのかも。しかも、雪原から蛮族がめちゃめちゃ湧いて処理するのが大変でした。
終盤
ルール地方建設が始まったらひたすら労働者で森を伐採しましょう。自分は途中で労働者が切れてしまってちゃんとやれなかったです。あと、ここでもマグナスを採用していなかったのが響いていますね。
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というわけで、どん!紀元前200年にバビロンの複葉機がシド星の空へ飛び立ちました。ターン数は108。まあまあでしょうか。運にはかなり恵まれたと思いますが、プレイの雑さが足を引っ張りました。あと10ターンは縮められましたね。
バビチャレはCiv6の練習に有用
考えてみると、このバビチャレはCiv6に必要なノウハウが詰まっています。区域や遺産を意識した立地の選定、効率のいい区域の配置、テクノロジーをひらめく順番、などなど見極める練習になる気がします。
Civ6でちょっといつもとは違う遊び方をしたい方、初心者でもう少し上手くなりたい方は、ぜひバビチャレをやってみてください。では、また。
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