Noita:最強の杖を目指して簡単に死ぬ
Noitaというゲームをご存知でしょうか。ローグライクが好きな人やSteamをよく利用してる方は名前だけ知ってるかもしれません。
今年の初めにプレイしたこのゲームがかなり面白くて一日中遊んでいたので、今回はNoitaの感想について書いていきます。
ちなみに、プレイ状況ですが通常のゲームモードを一回クリアしただけです。
無限に杖が作れる
Noitaで面白い要素は自由すぎる杖のカスタマイズです。簡単にNoitaを説明すると、杖に好きな魔法をセットして敵を倒しながらダンジョンの最奥を目指すゲームです。
それで、この杖と魔法の組み合わせがかなり面白い。魔法はよくあるビーム魔法や爆弾を投げる魔法、雨を降らす魔法、さらに、魔法の軌跡が燃える魔法やセットされた魔法を2回撃つ魔法なんかもあります。これらを組み合わせて、めちゃめちゃビームを撒き散らす杖やバリアを張りながらモンスターを召喚する杖、辺り一面を炎にする杖なんかを作ることができます。
この杖や魔法はほとんどランダムで手に入るので、中々いい感じの杖を作るのは大変。でも、めちゃくちゃ強い杖が作れたときの達成感はかなりのものです。正直、モンスターやボスを蹂躪しすぎて引きます。
死によってプレイヤーは強くなる
Noitaはぶっちゃけ死にゲー。死んでナンボなゲームです。
モンスターにぶたれて死ぬだけでなく、杖の魔法が暴発して死んだり酸の池に突っ込んで死んだりと、死因を挙げたらきりがありません。しかし、キャラクターを強化する手段はランダム要素以外ありません。では、そんなマゾいゲームの何が面白いのか。
それは、死を通じてプレイヤーが成長できることです。この魔法と杖の組み合わせは強いなとか、この地形はこうやって対処するんだなとか、プレイヤーの経験がダンジョン探索を楽にしてくれるところがプレイしてて楽しいです。
書いてて思い出しましたが、前回記事にしたOuter Wildsに通ずるものがありますね。こういった、ゲームキャラクターのパラメーターは強化されないけど、プレイヤーの知識によってゲームが進んでいく作品が好きなんですね、自分。もはや性癖です。
終わりの見えない世界
Noitaは隠し要素がめちゃくちゃ多いのも特徴的です。
数十時間はプレイしてますが、それでも知らないギミックやダンジョンはかなり多いです。スタート地点からダンジョンに潜らず、ひたすら右に進んでピラミッドを見つけたときはビビりました。他にも、魔法の数は数百にものぼりますし、モンスターのバリエーションも中々。やりこむのにめちゃくちゃ時間がかかります。実績の方も難しいものになると、プレイヤーの取得が0%のものなんかもありますからね。
まとめ
今回はNoitaについて感想を書きました。こういった高難易度ローグライクゲーム好きなんですけど、昨今ファスト文化が流行ってるのを見るとこれからは斜陽なジャンルになる気が・・・。ゲーム実況映えもしなさそうですし。まあ海外ではまだまだ人気のあるジャンルですし、これからどんなNoitaライクなゲームが出るのか楽しみです。皆さんも面白いゲーム見つけたら教えてくださいね。
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