南里 優未子(ナンリ ユミコ)@熱く生きる熱人を熱血応援中
Kindleでベストセラーになった写真と言葉でつづるちょっと変わった哲学書。 1ページづつ公開しながら、本には載っていないそれにまつわる話などを書き足してあります。
手から全て伝わる「目は口ほどにものを言う。」とはよく言いますが… 「手は口よりも、その人を伝える。」なあ…とよく思います。 美容師さんやエステティシャンはスキル以上に手から伝わる人柄で選んでいます。 今関わっている海洋温熱というセラピーも、熱感を伴うので、より鮮明に、その人の人柄や、その時の状態が手を通じて伝わってきます。 上の写真は、話すことは真面目でかたいのに、髪に触れる手は、遊び心や冒険心があってやわらかい…という、ある美容師さんの商売道具です。 ギャップがおもしろ
4年かけてこのセラピーを育てながら、私自身も進化してきました。 身体も変わりましたが、一番変わったのは、思考かもしれません。 半生に渡り自分を押さえつけてきた思考グセが徐々に外れていき、行動特性が大きく変化しました。 自分から逃げてしまうことも少なくなりました。 恐れが減り、生きるのも楽になりました。 こだわりも減りました。 この後どのように変化するのかは、自分次第で、流れ次第でもありますが、変化を楽しんでいます。 セラピーでリセットやアップデートをするだけでも変わるこ
セラピーをつづけている動機と熱源なぜ私がセラピーをはじめたかというと… ・美術家として芸術の媒体「人」に魅力を感じるから。 ・ケアワーカー歴が長いので心身のケアに関心が強いから。 ・講座などを通して多くの方と接する中で、個性を輝かせるにも心身のコンディションが大事だと痛感しているから。 ・夢半ばで倒れた兄弟への思い。 これらが動機・熱源となっています。 6年前、セラピーの師匠に出会ったときは、子育てをしながらケアワーカーをしていました。 多くの身体の不自由な方をケアしてきて
今とりくんでいる仕事のひとつ、「OceansThermoTherapy海洋温熱」についての記事を、noteにもちゃんと残そうと思います。 1年半前にKindleにて関連書籍を出版しましたが、その後色々変化もありました。 改めて1から書きます。 5年目をむかえて「またこんな発見が!」「おお!」 「またこんな報告があった!」「なんと!」 この4年間で、何度も驚きをくれたこのセラピー。 最初は単純に「熱を入れる」とだけ思っていた…このセラピーの奥の深さを、とりくむほどに感じ
さくら🌸満開の京都。 今日はセラピーサロンを使って ビジネスコンサルの日でした^ ^ ときどき、本格的なビジネスコンサルに同席して、ちょこっとプロデュースします。 話を聞いていると ときどき えー!そんな落とし穴が! となります。 知っていたり、よく考えればわかることも、全方向への意識を欠いていると、見えなくなっている視点があることにいつも気付かされます。 ひいた視点からの指摘は、盲点になっていたところが浮かび上がり…視野が広がります。 受けている方は、ときには夢か
女子大生がハイブランドのバッグや服で通学していたバブル時代。 関西の大学では、カラフルでボディーコンシャスな派手服で講義を受けている女子がたくさんいました。 あのカラフルな女子であふれた通学路が目に焼き付いています。 私はといえば…カジュアルな服ばかり着ていました。 よく知りもしないし、手にとってもみてないのに、どれも同じようにみえて、敬遠していました。 もちろん買いたかったとしても、バイト代が追いつきませんでしたが(≧∇≦) とにかくブランド物を色眼鏡で見ていました。
私のライフワークのひとつに、場の主催というのがあるのですが… それはエンターテインメント的でありつつ、「行」かもと思うことがあります。 「自己観察」なんていうのも、ある意味「行」です。 世の中にはたくさんの「行(ぎょう)」と呼ばれるものが。 「滝行」「護摩行」「座禅」・・・ 「結婚」なんていう人も。 「里の行」 これがいちばんキツイと感じると最近はよく聞きます。 中でもキツイこと。 それが「自分と向き合うこと」「自分と場を観ること」ではないかと感じています。 それ
共同制作アートの思い出写真は、施設の方と共に折り上げた絨毯です。 一本一本、縦糸に、糸をひっかけていきます。 原画から設計図をつくり、それを施設の方が自分でひっかけていけるように、スタッフが色々試行錯誤し工夫し、仕上げていきました。 ひたむきに、糸をつむぐあの人この人の横顔が思い出されます。 豊かな時間でした。 素の人の熱で変わった子育てをしながらケアワークの仕事を10年していました。 その後、セラピストとプロデュースの仕事にシフトし6年ほど経ちました。 こ
自宅兼研修所でセラピストさん養成をしていることもあって 我が家は来客が多く、合宿所になることもあります。 親戚が出入りする田舎の大家族で育ったので 違和感なく、とても楽しいです。 各地への出張や家事援助なども加わりバタバタな毎日が過ぎるままになっていました。 今のライフワークのクオリティもあげていきたいのですが… もうひとつ、ずっとしたいことがありました。 条件が整わないまま、ずっと塩漬けしてきました。 それはある時期没頭していたものの 色々な出来事に翻弄されたり、子育て
世界には70億人以上が住んでいて、同じ人はいないのだから… その数だけ世界があって…。 誰かの世界と自分の世界との間を感じながら生きていくしかないのは、触れ合う機会が少なくなっても変わりません。 表現し合い感じあうのがこの世界の醍醐味なのだと思います。 昔はそうは思えませんでしたが… 今はそんな時間は生きてる感じがしていいなあと思います。 職業柄 他者の世界にかなり接近します。 なんとなくその場を穏便に済ますという時間は今はかなり少なくなっています。 昔はめんどくさかっ
下駄の思ひ出「カランコロン カランコロン」 下駄の音は、私の記憶の中で、故郷である旧街道の夏祭りと結びついています。 もうひとつは、昭和の温泉街の夜。 どちらも、提灯の明かりに照らされ、浴衣の裾を踊らせながら歩く人たちのシルエットがつくる、非日常的な風景。 製茶業を営む家庭に育ったので、普段は地下足袋やスニーカー、たまに母親のつっかけやサンダルの音が日常の靴の音でした。 大人になり都会に出て働くようになってからは、 「カツカツ」というヒールや靴の音に囲まれました。 その
去る1月のはじめに、私が関わっている天然海水を活用した温熱の本をAmazon Kindleで出版しました。 実はこの本には、3人の敏腕コンサルタントとひとりの名校正編集者が関わっていました。 さらにこの本の中には無数の人が関わっています。 私は、なんて豪華な顔ぶれが関わった、なんて贅沢な本なんだ! なんて…悦に入って大満足していたのですが… なんと今日Amazon Kindleの総合ランキングで「128位」という数字をたたき出していることを、整体の先生からきいてびっくりして
去年の夏に1冊。冬に1冊。 Kindle で旅の本を出しました。 2015年当時子育てがはじまってから、10年以上、旅から遠ざかっていました。 西日本中心にキャンプなどは行っていましたが、旅といえば、滞在型でほぼ自然との触れ合いでした。 もともと出不精ですし、もちろんそれはそれで楽しかったです^ ^ 2015年からは、私にしては旅につぐ旅の生活となり、日本全国を駆け回るようになりました。…といっても、もっと動いている方からすれば、駆け回るほどではないのですが…10年以上ほ
マガジン最初の旅先は、鹿児島。 錦江湾を渡る桜島フェリーの甲板から撮影した写真とともに言葉をつづったページに、エッセイを追記しました。 本で紹介した旅の情報も、もう少し詳しくご紹介しています。 よかったら読んでください^ ^
「鞍馬の赤」2回目は本殿金堂から奥の院までの道程を辿ります。 本殿金堂の左奥より、奥の院への道がはじまります。 小さな門をくぐり鞍馬の奥深くへと脚を進めます。 しばし、階段と山道をせっせと登っていくと…途中に鞍馬山博物館があり… 前のちょっとした広場は通るたびに光の感じが変化して面白いので、よく道草します。 上の写真を撮影したときは、椿の赤に落ちる木々の影と、まんまるの光の部分が、とてもおもしろかったのを思い出します。 ここから奥の院はまだ先なのですが、いつも折り返して
京の奥座敷 鞍馬山 ここは…季節ごとに訪れている場所です。 毎回山門から奥の院までを歩いて往復します。 全身で、自然の息吹と、人の手による空間演出を味わいます。 ところどころ目に入る赤。 それは、建造物の中…自然の中… そこかしこで際立っています。 鞍馬の赤にはハッとさせられます。 この記事では、5年間で記録した写真の中から、赤が美しいものをいくつか選んでご紹介します。 鞍馬寺の入り口、山門(仁王門)の赤。 色褪せた赤に風情があります。 山門をくぐって少し行くと由岐神