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202204 雑記
子供の成長は早い。
現在公演中の舞台、劇団艶∞ポリス『飛んでる最高』を観に、わたしの小さな友人がやってきた。
今年小学3年生になった彼女のことを、わたしはお腹の中にいる時から知っている。
ハロウィンのお化けの仮面を本気で怖がって泣いたこと、わたしの家で後ろでんぐり返りの練習を頑張ったこと、児童劇団のお芝居を観た帰り立ち寄った居酒屋で『座敷の下に住んでる人がいる』物語を二人で考えたこと、やっと乗れるようになった自転車で漕いでるところを見せてくれたこと。
わたしは覚えていても、小さい頃の記憶は彼女にはもうない。
思春期になって、お父さんお母さんと喧嘩して家出する時はうちに来たらいいなと思っている。
「初めての家出」を楽しみにしてるなんて不謹慎かしら。
わたしの両親は、わたしの記憶の限り思い出してみても交友関係は恐ろしく狭かった。だから自分の親に「友達」がいる、という感覚がない。
それを否定するつもりはないけど、わたしが小さい時、今のわたしのような感じで一緒に遊んでくれる大人がいたらよかったなあとも思う。
(そもそも彼女がわたしを大人だと思ってるかわからないけど)
わたしがよく見えるように、双眼鏡を持って下北沢の駅前劇場に来た彼女は結局、2列目に座ったおかげでまったく双眼鏡は必要なかったらしい。
帰りに月を見て「今日は満月だよ」と言ったそうな。
そして次の日から「ハワイに行きたい」と言い始め、意味もわからず「
ジャグズィ〜♪」と歌っているとか。
ジャグズィ〜♪の意味がわかるくらい大きくなったら、一緒に行こうかな。
ハワイ。
それまでずっと仲良くしてほしいな。
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