yuppon

広告、コミュニケーション界隈でアートディレクターとして働いています。

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マガジン

  • 制作tips集

    制作の過程でちょっと便利なtipや手の加えどころをまとめています。

  • インタラクション研究

最近の記事

2Dアニメーションツール「Cavalry」を最近つかってみているお話

昨今、ウェブサービスやアプリなどにおいても、マイクロインタラクションは重要視されている。D2C等々の隆盛もあって、細かいインタラクションにブランドの意図を込めたり、その傾向は続くような気がする。 僕個人としては小難しいことは置いておいて、LPやオンボーディングの演出、何らかのアクションのフィードバックとしてアニメーションが洗練されてたりすると「お・も・て・な・し」感があってええやん、くらいに思っている。 上記を達成しようとすると、おそらくAfter Effects + L

    • 君はビアツーリズムという言葉を知っているか🍺🍺🍺

      8年前ほどからゆるゆるとクラフトビールというものにハマった。8年というと短いといえば短いけれど、色々あった。あのガッキーがクラフトビールを美味しそうに飲むドラマが放映されたり、個人的にも何本かビールをつくったり、ビアジャーナリストになったりした。 2020年も充実したビール人生を...と思っていた矢先、ステイホームな世界になってしまった。ビールをお取り寄せしたりするのもよいけれど、やっぱり外で飲みたいよね、ということで「ビアツーリズム」という概念についてふわっと話したい。

      • SIGGRAPH2018の個人的なみどころ

        2018/8/12から開催されるSIGGRAPH2018の情報がちょこちょこ出てきはじめている。話題になっているところでいうと、ディズニーが初めてVRショートフィルムをシーグラフで公開するなどでしょうか。興味が偏っているけれど現地にいく方にお話聞けたらいいなということで一旦まとめておく。 SIGGRAPHとはコンピューターグラフィクスやインタラクティブ技術に関する国際学会でこの界隈だとみんなが目指す天下一武闘会的な側面を持った特別な学会と認識している。世界中の名だたる大学は

        • Raspberry Pi3でopenframeworksを動かす

          SMART ILLUMINATION YOKOHAMAの一部で展示というかちょっと賑やかしをさせてもらったときのこと。個人制作だったのであんまり使ったことないRaspberry Piを使ってなんかやろうと決めていた。イルミネーションのお祭りなので、もちろん光り物ありきで。で、できたものはこちら。 なんの変哲もなく、Raspberry PiにoFを入れて波や人の声の特徴に応じて、ジェネったもの。ドームの中には秋月で半額になっていた半球プロジェクタが入っている。このプロジェクタ

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        • 制作tips集
          1本
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          3本

        記事

          映像づくりが専門じゃない人がそこそこ見られる映像をつくる方法 音編2

          前回の記事の続き。 あくまでも僕の場合はだけどノイズキャンセル等々の下処理をAuditionで細かいボリュームや映像とのタイミング合わせはPremireで行う。これは僕の決めごとなので、自分のやりやすいやり方でよいと思う。今回はPremireを少しだけ扱う。 ■音声のノーマライズ 音楽やナレーションの音量バランスをいい感じにする。そのために一律すべての音声クリップに「オーディオゲイン」から「すべてピークをノーマライズ」をかける。状況にもよるけど僕は-6dbで設定している。

          映像づくりが専門じゃない人がそこそこ見られる映像をつくる方法 音編2

          映像づくりが専門じゃない人がそこそこ見られる映像をつくる方法 音編

          低予算案件はよくない、みたいな話はよく言われることだけど、僕個人としては低予算の代わりに自由度が高い案件はむしろ好きでよく受けさせてもらう。クライアントさんとも仲良くなれるし、思い出案件になることが多い。 そんなことは置いておいて、個人的に予算がないときに困ることのひとつが「音」まわりである。本当に低予算な場合、スタジオを取れなくて、撮影まわりは適当に公園で、ナレーションはそこらへんの会議室でということが多いからだ。というわけで、僕がよくやるAuditionでナレーションを

          映像づくりが専門じゃない人がそこそこ見られる映像をつくる方法 音編

          最近Adobe Dimensionをちょこちょこ使ってみている話

          Adobe DimensionとはAdobe CCに含まれているアプリケーションのひとつ。手軽に「いい感じ」に合成してくれる便利ソフト。 個人的によかったことといまいちだったことを軽くまとめる。仕事の内容に触れるとよろしくない気がするので、最近つくっているビールのラベルを題材にする。 ■良かったこと 本当に何も考えずに合成できた 上記に尽きる。光源やパースなど大体のことはドラッグ&ドロップで完結した。使い所によっては本当に便利。合成に関しては何も考えずにできた。 正解す

          最近Adobe Dimensionをちょこちょこ使ってみている話

          CHI2018で気になった研究まとめ vol.1

          突然ですが、CHIで個人的に気になったものをまとめてみました。 1.経緯 メーカーさんや研究所との仕事をする中で、意外とHCIジャンルの研究話になることが多く、サーベイする機会もあるのでシェアしようと思ったのがきっかけです。アイデアのタネとしても最高の素材なので、公開してみます。 2.そもそもCHIって? CHIはThe ACM CHI Conference on Human Factors in Computing Systemsが正式名称で、人間とコンピュータのインタ

          CHI2018で気になった研究まとめ vol.1