見出し画像

トリプル的中のチャンスも! ワイドボックス馬券のベストな狙い方

ワイドのボックス馬券とは、トリプル的中が期待できる夢のある馬券ですが、どんなレースで狙うのが良いのでしょうか。今回はワイドボックスの狙いどころをまとめました。


混戦レースこそワイドボックス馬券のねらい目

結論から言うと、混戦のレースがワイドボックス馬券のねらい目となります。混戦レースとは、1番人気の単勝オッズが高い、または単勝オッズ30倍ぐらいまでの馬が10頭前後いるレースを指します。

■3人気-7人気までのワイドボックスを購入したときの回収率:78.3%
 ・10人気の単勝オッズが30倍以上のレース:76.7%
 ・10人気の単勝オッズが30倍未満のレース:84.2%

2010年以降の12頭立て以上かつ新馬・未勝利以外のレースで集計

ワイド馬券の控除率は77.5%ですので、全レースで3番人気から7番人気までのワイドボックスを購入しても期待値以上の結果になりますが、混戦のレースになるほど回収率が高くなることが分かります。

■3人気-7人気までのワイドボックスを購入したときの回収率:78.3%
 ・1人気の単勝オッズが3倍未満のレース:76.1%
 ・1人気の単勝オッズが3倍以上4倍未満のレース:80.9%
 ・1人気の単勝オッズが4倍以上のレース:81.2%

2010年以降の12頭立て以上かつ新馬・未勝利以外のレースで集計

ワイドボックス馬券の回収率は、1番人気の単勝オッズにも比例して期待値が高くなります。


混戦レースでワイドボックス馬券の期待値が高い理由

では、なぜ混戦レースの方が期待値が高いのでしょうか。それは、混戦レースほど予想が難しく、票がばらけるからです。逆に、1番人気の単勝オッズが低く、人気が明確なレースほど回収率が悪くなります

■1番人気の複勝回収率:82%
 ・単勝オッズ4倍以上の場合:72%
■5番人気-10番人気の複勝回収率:78%
 ・混戦レースの場合:83%

2010年以降の12頭立て以上かつ新馬・未勝利以外のレースで集計
混戦レースとは、単勝オッズ30倍以内の馬が10頭以上いるレースとして集計

このデータはワイド馬券の回収率ではありませんが、複勝とワイドはどちらも3着までに入る馬を予想するという共通の観点を持っています。したがって、2つの馬券種に共通するパターンや傾向が存在する可能性は十分にあると考えています。


ワイドボックス馬券を購入する際のポイント

最も注意すべき点は、単勝オッズがレース発走まで確定しないということです。発走10分前に1番人気の単勝オッズが4倍以上ついていても、そこから一気に2倍台に下がる場合もあります。4倍以上のままの場合もあります。ですから、「単勝オッズ4倍以上なら買う」というようなルールを作ることはおすすめしません。

参考までに私が意識しているのは、「混戦レース」だと思えば5頭ワイドボックスを買う。混戦とまではいかないなら4頭ワイドボックスを買う。明らかに人気が偏っているなら見送るといった意識で臨んでいます。


最後までお読みいただきありがとうございました。ワイドボックス馬券は、馬券候補が複数いることからレースを最後まで楽しみながら、トリプル的中という大きなワクワク感を体験できるとてもすばらしい馬券です。この記事が、みなさんの競馬ライフをより豊かにする一助になれば幸いです。


いいなと思ったら応援しよう!