おひさしぶりです
ご無沙汰しております
ひさしくnoteへの投稿ができていませんでしたが、2人目妊活を始めたのでその記録を残したく戻ってきました。
●妊活を始める前に
夫の転勤でアメリカに来てから1年ほど経ったころ、こちらの生活にも慣れてきたからか考えるようになったのが2人目どうしよう?ということでした。
わたしは年齢もあり早く妊活を始めたかったのですが、夫が難色を示していました。
というのも、渡米後3ヶ月ほどでわたしが軽いうつ状態になってしまい夫に大きな負担をかけてしまいました。それは慣れない生活や言葉の壁、駐在員の同士でのコミュニケーション、なによりも夫を支えるつもりで来たのに夫に迷惑しかかけていない状況が情けなく自分で自分の首をしめてしまっていました。現在は夫以外にも支えてくださる方々に出会いマイペースながら充実した生活を送れて
いるのですが、妊娠や出産で心身に負担が増えることで以前と同じ状況になってしまうのではないかという不安が夫の中では大きかったようです。
その不安から夫は子どもは2人欲しいと言っていたにも関わらず、自分にできる限りのことはするがそれでもわたしに過度な負担がかかりメンタルヘルスを崩すようなら子どもは1人で十分だと言ってくれていました。
そう言われたとき正直すごく揺れました。
いまだって自分に余裕があるかと言われると余裕なんてないし、妊娠出産後に自分がどうなるかはわかりません。夫や子どもに負担をかけてしまうかもしれないのに2人目を望んでいいのか、1人いればもう十分じゃないかと自分で自分の気持ちがよくわからない時期が続きました。
そんな中仲良くしてくれている友人に赤ちゃんが産まれました。子どもと共に会いに行ったのですが、びっくりするくらい赤ちゃんに興味津々で可愛くて可愛くて仕方ないような顔をしていたんです。その光景を見ていたら、「あ、やっぱりもう1人ほしい」と妙にすとんと落ちてきました。
頭でごちゃごちゃと考えていましたが、子どもは授かりもの。欲しいと思って授かれるものではないですし、少しでも2人目を希望する気持ちがあるのならがんばりたいと思いました。
そのことを夫に話すと「俺もやっぱりもう1人欲しいって思ってた」とあっさり言われ、満を持して?2人目妊活が始まりました。
●日本とアメリカの妊活事情
妊活を始めようととりあえずアプリの排卵日あたりにタイミングをとったものの、やはり授かりませんでした。そもそもわたしの生理周期が不安定で、タイミングをとれているんだかどうだかといった感じだったのですが。そこでファミリードクターに事情を説明したところ、まず妊娠前の簡単な診察をしましょうということになりました。
ご存知の方も多いと思いますがアメリカはいきなり専門医のいる婦人科を受診することはできません。まずはかかりつけ医であるファミリードクターに相談します。ファミリードクターが必要と判断した場合は専門医に紹介状を書いてくれその紹介状を持って初めて専門医を受診することができます。
ファミリードクターとの診察では、1人目を授かった経緯や受けていた治療、現在の妊活状況、風疹や水痘などの抗体のチェック、葉酸を飲んでいるかなどを聞かれました。わたしは1人目妊娠時に風疹の抗体値が低かったことや過去水痘罹患したか不明であることからそのチェックのために採血をすることになりました。またわたしの生理周期が不安定なこと、1人目妊活時に多嚢胞生卵巣ぎみであることを指摘されたことから、生理2〜4日目の時のホルモンを知るため生理2〜4日目に採血に行ってくださいとのことでした。
そして診察後すぐに専門医を受診した方が良いとのことで紹介状を書いてくださり、後から予約を取りました。すると日本では信じられないことなのですが、なんと、7月に電話して1番近い初診の予約が1月でした!!!!!
びっくりしすぎて思わず日本語で「え???!」と言ってしまいました笑
衝撃を受けましたが、アメリカでも不妊で悩んでいる方は多いということですよね。
それまでは自分でタイミングをとらねばならないのですが、ファミリードクターから自分たちでできることについていくつかアドバイスをもらいました。
その中のひとつに基礎体温は測らなくてよい、というのがありました。
え!!!!と思いますよね。わたしも思いました。日本ではまずは基礎体温からという風潮がある気がするのですが、アメリカでは基礎体温はとても不確実なものだから測定不要となっているそうです。
その代わりに、排卵検査薬を使用してくださいとのことでした。アメリカでは排卵検査薬50本入りで一袋になっているような大きなパッケージのものが比較的安価に手に入ります。他の物価はとても高いのにここは良心的なお値段でありがたい限りです。ガンガン使っています。
排卵検査薬を使っても未だ妊娠はできていないのですが、専門医を受診できない今自分でできることをコツコツやっていきたいと思います!
●終わりに
辛い気持ちを吐き出してしまうこともあるかと思いますが、同じように悩んでいる方と少しでも情報や気持ちを共有できたらと思っています。
できるだけ客観的に、起きたことを面白がれるように楽しい妊活記録になりますように!