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パスワードを管理するひとつの方法
皆さんはパスワードをいくつお使いでしょうか?
私は現在、111のパスワードを使っています。
但し、その中には同じパスワードも含まれているので、厳密に言えば100前後でしょう。
それらのパスワードを、インターネット通販やネットバンキングに毎日使っています。それでは、これらの沢山のパスワードをどのように管理すれば良いのでしょうか?
メモ帳で作ったテキストファイルまたはExcel で作成したファイルに各サイトやサービスの名称とパスワードを記述し、パソコンやスマホに保存している方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこれは非常に危険です。
もし悪意のあるハッカーがあなたのパソコンやスマホに侵入した場合、それはドアの前に鍵を吊るしているようなものです。
保存していたファイルの中に金融機関や通販サイトの情報が有った場合、被害は甚大なものになります。
以前からパスワード流失を防ぐ方法として、「パスワードブック(またはノート)」という実物の手帳に機密情報を記述するものが販売されています。
これであればパソコンやスマホに侵入されても、パスワードが盗まれる心配が無くなります。
しかし、ここで新たな問題が生じます。
もしパスワードブックそのものを紛失してしまったら、どうなるのでしょうか。直ちに別のパスワードに変更するといった防衛策を取らなければなりませんが、パスワードブックが無くなってしまうと、変更すべきサイトやサービスが把握できない状態に陥ります。
このような事態に備え、パスワードブックを2冊用意する方法もあります。
いわゆるバックアップです。
但し、これにも弱点が有ります。
もし或る時、いずれかのパスワードを変更したとします。
恐らくその際に持ち歩いているパスワードブックは1冊だけでしょう。
バックアップとしての2冊目は、紛失の備え、然るべきところに保管するものです。変更したことをしっかり覚えていて、2冊目の内容も書き直したとします。これが将来に亘り、いつも実行されるとは限りません。
いろいろと用事が立て込んでしまい、2冊目の書き直しを行わなかった場合、1冊目と2冊目の内容が乖離が発生します。
この乖離が1件や2件のレベルでは、まだ問題ではないでしょう。
しかし、これが5件10件と積み重なっていき、乖離がどんどんと広がっていけば、もう2冊目は用を為さなくなります。
そうなるとパスワードブックのバックアップの役割が無くなります。
更に言えば、パスワードブックそのものを紛失してしまうと、拾った人が持ち主のパスワードを全て知ことになるわけです。ですので、パスワードブックそのものの実物管理に、絶えず気を配ることになります。
それがとても面倒なので、私はパスワードブックを利用していません。
では、どうするか!?
私はスマホやパソコンの両方で利用できるパスワード管理アプリを使っています。
それは「SafeInCloud」です。