2020年4月に古巣のシステム部門に転勤となり、待っていた仕事は大急ぎで社内のWeb会議システムを構築することだった。 私の職場は全国に拠点を持っている。 今回コロナ禍の煽りを受け、感染対策のために出張が中止となった。 このため全社会議ができなくなり、その対策が急務だったのである。 幸いなことに、昨年末までに社員の大半にiPadを貸与しており、Web会議のためにパソコン用のカメラやマイク等の周辺機器の調達は不要であった。 むしろ課題は、ツールとしてどのようなアプリの採用
■いまは「いま、そこにある危機」私の好きな作家のひとりに、トム・クランシーがいます。 代表作は「レッドオクトーバーを追え」。 ショーン・コネリー主演で映画化されたので、ご存知の方も多いはずです。 氏の作品は、その後「愛国者のゲーム」「クレムリンの枢機卿」と続き、どれもワクワクしながら読み続けました。 特徴的だったのは、作品のタイトルが魅力的だったこと。 特に「いま、そこにある危機」「恐怖の総和」はお気に入りで、いまも仕事で時々口にしています。 2020年2月現在、中国
長年、私はWindows とAndroidを使ってきたので、ある日突然iPadを手にした場合、そのホーム環境は、どうしてもMicrosoftやGoogle がベースになってしまう。 Siriのような特色あるアプリならいざ知らず、これまでパソコンで慣れ親しんでいたアプリは、操作性の観点からWindowsやAndroidで使ったいたものを選ぶ。 例えばブラウザはChromeを使い、カレンダーはGoogleカレンダーを利用する。 当然、表計算はExcel であり、ワープロ
皆さんはパスワードをいくつお使いでしょうか? 私は現在、111のパスワードを使っています。 但し、その中には同じパスワードも含まれているので、厳密に言えば100前後でしょう。 それらのパスワードを、インターネット通販やネットバンキングに毎日使っています。それでは、これらの沢山のパスワードをどのように管理すれば良いのでしょうか? メモ帳で作ったテキストファイルまたはExcel で作成したファイルに各サイトやサービスの名称とパスワードを記述し、パソコンやスマホに保存している
スマホやタブレットを購入すると、必ずケーブルがついてきます。 最近はBluetoothの周辺機器が増え、また非接触型充電器が登場し、ケーブルを接続する必要はないと、思うような雰囲気になってきました。 私もこれまでに、数々の無線接続の周辺機器を試しました。 今この文章も、iPadに向かってBluetoothのキーボードで打ち込んでいます。 しかし無線接続は、一見便利な様に見えますが、実は面倒です。 その第一は充電です。 ただでさえスマホはタブレットを毎日充電しなければな
悲劇というものは、突然にやってくる。 それは或る地方都市で開催された日本3大花火大会の一つに出掛けた際のことだった。 これまでは単身赴任先の地元であった為、花火大会が終わっても、帰宅する際の苦労は無かったが、今回は帰任後の訪問となり、はるばるJRの特急に乗っていくはめになってしまったのだ。 当然、帰りの駅は大混雑。 更に1時間前に発生した事故の為にダイヤが乱れたいた。 私はここで焦ってしまう。 特急の遅れによっては、家へその日に帰り付かない可能性が出てきたからだ。 仕
2019年10月12日21時頃、数十年に一度と言われる台風19号「ハギビス」が我が家の近くを通過していきました。 この頃、テレビの報道では多摩川の氾濫が数多く伝えられていましたが、我が家の関心は、その支流である野川でした。家から多摩川までの距離は2キロに対し、野川までは300メートルと目と鼻の先なのです。 大雨により、野川の水位は当然上がってきます。 防災サイトで公式の水位情報を求めましたが、上流の計測値だけで近隣のものは有りません。 市役所のホームページに情報を求めてみ
電子書籍を読むようになって久しい。 私は、何から何まで電子書籍でなければならないという気概を持ち合わせていない。だから、リアル本もしっかり読んでいる。 「サイコパス」の槇島聖護が、リアル本に込めた思いを感じれば、尚更だ。 しかしながら我が家の事情により、リアル本の保管場所に困るのが明白であるので、電子書籍に依存する割合がどうしても高くなる。 その中で最近、電子書籍はタブレットでなく、スマホで読むのが一番だと感じ始めている。 だいたいにしてAndroidの世界では、タブ
だいたいにして、無線接続の周辺機器ほど紛失しやすい物はない。 イヤホンのAirpods然り、そしてApple Pencilが危うい。 特に第一世代は、形状が完全に筒状であるから、少しでも傾きがあれば自走し始める。 Apple Pencilを仕事に使っている者は、これが無くなると不便この上ない。 直ぐに買い足すことになるだろう。 Apple Pencilをデザイン関係の仕事以外でそんなに使うのだろうかと、思われるかもしれないが、実際使ってみると、普通の仕事でも便利なのであ
逆襲はポイント還元から 私は六本木49階にある図書館に毎週末、通っています。 常設されているカフェテリアのスマホ決済は、これまではPaypayだけでしたが、いつしかSuicaも利用できるようになりました。 これにより、私の数少ないPaypay利用店舗が1つ無くなり、後は近所の中華料理店と弁当屋だけなのです。Paypayの残高が増えることは、もう無いかもしれません。 スマホ決済は、ポイント還元競争が賑やかですが、私の使用基準は如何に便利に使えるかです。ポイント還元の為に、い
名前を付けるは「基本のキ」 Apple Pencil(第一世代)を使い始めて約1ヶ月半。 とうとう紛失してしまいました。 購入した際に「これは絶対に無くす」と直感したので、それなりの対策は施していましたが、その甲斐もなく、消えてしまいました。 ある朝、ミーティングでiPadのブック型ケースを開いたら、有るべき所に無いのです。価格が一万円もする高価なペンが、どこにも見当たりません。 かなり凹みました。紛失すると、仕事にも影響が出てしまいます。 幸いにして、最後に使った場所
電子メールを仕事で使い始めた20年前、メールの本文の先頭に「◯◯株式会社 営業部 △△様」といった宛名を記すことはありませんでした。 何故なら宛先(to:)や(cc:)で、このメールは誰を第一の宛名として送っているか、送受信したそれぞれの者が判断していたからです。 ですのでその頃は、私に(cc:)で送られてきたメールについては、記された内容を「参考とする」という認識しかしていませんでした。 やがてインターネットが普及し、だれもがメールで遣り取りするようになった時、この習慣
Windowsでは、今や表計算と言えばMS-Excel、ワープロはMS-Wordがすっかり定番となりました。 しかし前世紀末から今世紀初めにかけて、この二つのアプリの分野では、それぞれが他社と熾烈なシェア争いを展開してきました。 表計算はLotus1-2-3、ワープロでは一太郎が、それぞれのライバルでした。 特にあの頃は、異なるアプリのファイルが送られてきた場合、アプリが持つ変換機能を使い、内容の修正ができるようにしていましたが、完璧に変換されることは稀で、その度に手直し
スマホで音楽を楽しめるようになり、とても満足してます。 昔、MP3が出始めた時に、試しに購入してみたのですが、なんだかんだ使いづらく、結局止めてしまいました。 楽曲の購入も手間が掛かったような気がします。 それに比べれば、今は手軽にダウンロードでき、音質も更に良くなりました。しかし、かつての名曲でも、未だに手にすることが出来ないものがあります。 それが丸山圭子の「どうぞこのまま」です。 当然のこと、これまで数多くのアーティストがカバーしています。 ご本人も後年新しくリ
電子メールの添付ファイルを開くと、がっかりする時があります。 それは添付ファイルの書面が横向きになっているからです。 恐らく、送信者はスキャナーで読み込んだ後、何も確認しないまま、それを添付してしていると思われます。 添付ファイルを「受信者はどうせ印刷するだろうから、横向きでも構わないだろう」と思い込んでいるに違いありません。 しかし、誰しもが添付ファイルを印刷するとは限らないのです。 私は、添付ファイルを印刷することは、まずありません。 内容を確認した後、直ぐに閉じて
スマホ決済の投資費用が嵩み、大幅な赤字になったと大手SNSの決算発表が有りました。 スマホ決済は麻薬のように企業に入り込み、癌の如く企業の体質を蝕んでいく感がしています。 現在、日本には数多くのQRコード決済が乱立し、最近では「なんちゃらPay」と一括りにされる状態です。 中国を爆発的に普及し、参入障壁が低く、「スピードが命」「バスに乗り遅れるな」的視点でいとも簡単にルビコン川を渡ってしまったようです。しかし事業でルビコン川を一度渡ってしまうと、なかなか後戻りできません。