自分メモ「ウェルビーイングデザイン研究会2期グループ17ミーティング初回」

1.アイスブレイク
「私が今、考えるウェルビーイングとは?」もしくは「直近のウェルビーイングな出来事」
●WHO(世界保健機関)の憲章前文に「健康とは、完全な肉体的、精神的、および社会的福祉の状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない」とある。
●ある識者の意見=以下の脳内物質(幸福ホルモン)のバランスがとれるとよい
・セロトニン=朝陽を浴びて気持ちいい、など安らか、穏やかな幸福感「健康の幸福」
・オキシトシン(関係性ホルモン、愛情ホルモン)=リアルなつながり(サステナブル)「つながりと愛の幸福」
・ドーパミン=目標達成(アルコールを飲んでも得られる)もっともっと(きりがない)高揚感「地位財的幸福」
●私にとってウェルビーイングな時間
フットサル。まず肉体的健康の満足感。またYouTuber精神科医が「運動・睡眠・朝散歩」を勧めるように、運動は精神的満足感も満たす。またフットサル仲間とのサステナブルなつながりの満足感も得ている。そしてチーム最年長者としての頑張りをチームメンバーなどから認められることで社会的満足感、毎回の試合での活躍による達成感と高揚、これまで年間MVPや年間得点王を受賞したことによる地位財的幸福、60歳で心技体の最高状態を目指す目標意識、などがドーパミンに関与している。一方、フットサルを始めた同じ頃にブログ「ゆぱの家」を書き始め、約1,500本の記事を書いてFacebookに移った。常に読者数やいいねの数に一喜一憂して来たが、大切に継続できている理由は、まず承認欲求以外に「ネット上に息子の故郷をつくる」「親子の応援者や仲間を増やす」という別の目的があったこと。そして「自立=依存先の分散。依存先が1つしかないと依存症になるが、依存先がたくさんあればどれか1つに依存せず自立できる」という考え方があるが、多様な依存先を持つことでSNSの「いいね数」に(それほど強く)一喜一憂せずに済んでいる。

2.子どもの頃に熱中したこと
小学生の頃、音楽、運動、遊び、勉強、あらゆるものに熱中した。その理由のポジティブな面、ネガティブな面、両方を今は理解している。承認欲求については関心が高い。仕事で精神障がいのある社員のカウンセリングを担当しているが、生育過程の愛着形成不全が影響している人も多い。また社会活動で親を亡くした子どもたちの支援をしているが、自尊感情の低い子どもも多い。「生まれてくれてありがとう。生きているだけでありがとう」という承認による「基本的自尊感情」が低い子どもは、何か頑張ったり成果を挙げたりすることで得られる「社会的自尊感情」に頼らざるを得ない。しかしそのためには、頑張り続けること、成果を挙げ続けることが必要でとても不安定な状態になる。「基本的自尊感情」が高いと、頑張っても頑張らなくても生きていけるので、「基本的自尊感情」の醸成支援が大切になる。バッハと感動の話があったが、私の息子は即興演奏ピアニストである。権威ある知人医師に「知的障がいに即興演奏は向かない。バッハを練習させた方がよい」とアドバイスされたが、私は「私が求めているのは、知的障がいなのにバッハが弾けるなんて凄いね、頑張ってるねという感心ではなく、感動である」と考えてアドバイスを受け容れなかったことを思い出した。また自然を愛する話を聞いて、脳科学者・岩崎一郎氏の説く「自然の中でのAWE体験が脳を活性化する」を思い出した。私もそれをとても大切に感じている。

以上

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