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コロナ前とコロナ後をモレスキンに書いてみた
2020年5月4日、新型コロナウイルスに関する政府の専門家会議が開催されました。この専門家会議に関する報道の中で耳にしたのが「新しい生活様式」なることば。この記事では、「新しい生活様式」の実践例のまとめをした後、主観的な「新しい生活様式」を図と文章でまとめています。
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「新しい生活様式」とは何か
専門家会議での「新しい生活様式」。イメージは出来るけれど、正確にはどういうことを話し合って定義していたのでしょうか。
日本経済新聞のオンライン記事(2020/5/4 21:14付)に、「新しい生活様式」実践例の例文がまとめられていました。
ソーシャルディスタンス、手を洗おう的なものから、時差通勤、おしゃべり控えめ、べたべた触らないというような、日用品買い出し・食事・通勤・娯楽・公共機関利用などのあらゆる生活のしかたが例示されています。
確かに、ここ2ヶ月程度で気にかけるようになったことばかりです。「我慢」「制限」「自粛」という言葉が頭に浮かびますが、もともと存在していた筈の多様な選択肢が白日のものにさらされて、選択肢が増えたのだなとも感じ取れました。
主観的な「新しい生活様式」
新型コロナウィルスの存在を身近に感じる前(2020年2月初旬頃。以下、コロナ前。)と身近に感じた後(以下、コロナ後。)では、自分自身に下記のような生活スタイルの変容があったと認識しています。「密集・接触」から「分散・非接触」になりました。
活動範囲は、「家と会社の往復+途中での余暇」から「住まいの周りでの日用品調達」に変わりました。絵にしてみると以下のようになります。
図の下部に書き残したように、「都心に近ければ近いほど便利で集まりやすい」ということに価値を見出すことから、「通信環境を前提として、頻繁にやり取りすることで信頼を構築する」ということに価値を見出すようになったと感じています。
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まとめ
感染症の世界的な大流行を受けた自粛生活で見えてきたものは、実はもともといろんな選択肢があふれていたという事実です。「実際にものを所有する」「実際に人と会う」という行為を、当たり前のそして唯一の手段だとして意思決定を行ってきましたが、それらの行為が選択肢の一つでしかなかったことに気付きました。また、接触や密集が制限されたことで、今までは選びづらかった他の選択肢を選び取りやすくなりました。
「実際にものを所有する」「実際に人と会う」という行為をより確実に手っ取り早く実現させるために必須だった大都市での集住も、よりよいものや人がたくさんいる大都市で暮らす以外にも豊かな生活を実現する方法はあることに気付いた今、選択肢の一つに代わりました。大都市だからという理由で集まる必要がなくなっていくのかもしれません。そして、将来的には大都市が無くなっていくのかもしれません。
価値観の変容が、新しい選択肢を生み出していきます。次回は、
・コロナ後にニーズを言語化出来た世界観
・コロナ前からぼんやりと実現させたかった世界
について書いていきます。
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