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【現代の必須のスキル】オンラインコミュニケーションスキル

オンラインコミュニケーションスキルって聞いた事がありますか?
「オンライン上で人とコミュニケーションをとる」という事は、今や当たり前になりました。
現代においてこの「オンラインコミュニケーションスキル」というのは必須のスキルとなっていますが、意外にこのスキルを深堀りしている記事や人がない印象です。

今回はこのオンラインコミュニケーションに関して少し深堀りをしてお伝えしようと思います。
湯尾や弊社がこれまで蓄積してきたナレッジの一部をお伝えする内容でもありますので、少し他とは違った内容になると思いますので必見です!

また以前に投稿した記事「オンラインコミュニケーションとは?」の内容と繋がる話でもありますので、先にこの記事を読んでから、この記事を見てもらうとより理解が深まるかもしれません。

■ オンラインコミュニケーションの言葉の定義

まずはオンラインコミュニケーションの言葉の定義ですが、言葉の通り「オンラインでコミュニケーションを取る事」という意味になります。
オンライン上、つまり、インターネットの世界で会話したり、文字で何かを伝えたり、絵を書いて伝えたりするという事です。

■ オンラインコミュニケーションの認識違い

オンラインコミュニケーションと聞くと何故か「ZOOMやGoogleMeetsといったオンラインミーティングツールを使ってコミュニケーションを取る事」と認識する人が多いです。
この2年間でオンラインでマイクとカメラを使ってコミュニケーションを取る事は当たり前にはなりました。
ただ、「マイクとカメラを使ってコミュニケーションを取る事」だけがオンラインコミュニケーションではありません。
メールやチャットでの文字での連絡、ブログやnoteを書いて文字で情報発信する、絵や作図をして伝える、SNSで文字で情報を発信する。
こういった事もオンラインでコミュニケーションを取っている事になります。

意外と「オンラインでマイクとカメラを使って相手と話をする事」がオンラインコミュニケーションと認識する人が多いので、この点はまずは認識をチェンジする必要があります。

■ オンラインコミュニケーションの種類

オンラインコミュニケーションの種類は分けると以下の2つになります。

  • 同期型

  • 非同期型

この2種類をベースとして、リアルでコミュニケーションするのか?オンラインでコミュニケーションをするのか?に分かれます。

オンラインでコミュニケーションを取る場合、常にこの2つを意識して進める必要があります。
この2つの種類、今はどちらでコミュニケーションを取っているか?を意識出来るか?は非常に重要なポイントです。

■ 同期型のオンラインコミュニケーション

コミュニケーションを取る相手と時間を同期して、コミュニケーションを取る形です。
つまり、相手とリアルタイムでコミュニケーションを取るという事になります。

ZOOM や Google Meets といったツールを使って、オンラインミーティングをする事は、この同期型の種類になります。

オンライン上で時間を同期してコミュニケーションを取る為、リアルで同様のコミュニケーションする(リアルで会ってコミュニケーションをする)場合と大きく違ってきます。

お互いのカメラの画質やマイクの性能、周囲の環境やネットワークの状況、PCの状態など、オンライン上でスムーズにコミュニケーションを取る事を妨げる色々な要因がある事も意識をしなければなりません。

同期型のオンラインコミュニケーションは、リアルで会ってコミュニケーションする場合と同じようなコミュニケーションは創り出せる為、うまく環境を構築出来れば、非常に便利なコミュニケーション手段となります。

ですが、その反面、リアルで会うのと一緒で相手と時間を同期してオンライン上でコミュニケーションを取る為、会う分だけの時間がどうしても必要になります。
※ 1日8.0時間、休憩なしで1人あたり60分で会ったとしても8人が限界です

なので、同期型のオンラインコミュニケーションは、便利ではありますが、今までリアルで行っていたコミュニケーションをオンラインの場に移した事に過ぎず、移動という時間の概念をなくした事に過ぎません。
※ 大きな変化ではありますが、うまく利用しないと時間だけが奪われてしまうコミュニケーションにもなってしまいます

■ 非同期型のオンラインコミュニケーション

言葉の通り、同期型とは反対で相手と時間を同期させないオンラインコミュニケーションです。
何時でも相手の事を気にせずコミュニケーションを取る事が出来ます。

メールやチャット、ドキュメント、SNSなどテキストや作図やイラストといったオンライン上に何らかのアウトプットがあり、そのアウトプットを人が見る(見に来る)事で発生するコミュニケーションの事を言います。

相手と時間を同期させないので、自分の好きなタイミングで、好きな時にアウトプットしてコミュニケーションを取る事が出来るのが便利な所です。

非同期型でコミュニケーションを取るツールは本当に様々あるので、そのツールを使いこなせるか?が非同期型におけるオンラインコミュニケーションのポイントになります。

そういったツールが導入されていない(利用していない)場合、今ある環境の中でどういった事が出来るのか?を考えて、コミュニケーションを取る必要があります。
(この部分が最適化されていないのが今の日本における大きな課題でもありDX推進が出来ていない大きな課題、違うnoteで記載します)

オンラインでコミュニケーションを取る事が当たり前になった時代だからこそ、非同期型のオンラインコミュニケーションをどう創り上げて、最適化していくか?が非常に重要です。

■ 同期型と非同期型を繋ぐオンラインコミュニケーション

同期型と非同期型のオンラインコミュニケーションに関してはそれぞれ理解出来てたと思いますし、皆さんも普段から利用しているかと思います。

意外に意識していないと思いますが、非同期のコミュニケーションから同期のコミュニケーションへ移る際のコミュニケーションというのも非常に大事です。(その逆も同様)

コミュニケーションというより、コミュニケーションを取る相手に対するスムーズなコミュニケーション体験をどう提供出来るか?が重要です。

例)
例えば、3日後にオンラインミーティングを行う予定があったとします。
その相手に3日後にスムーズにオンラインでミーティングを行えるようにするにはどうすれば良いでしょうか?
単純にオンラインミーティングが決まったその日にオンラインミーティングを行うURLを事前にメール連絡するだけで良いでしょうか?
慣れている人であれば、それで問題ありませんが、始めてオンラインミーティングを利用する人であればスムーズに開始出来るでしょうか?
慣れている人でもスムーズにオンラインミーティングを開始出来ない時も結構あったりします。
その理由は上記でも書いた通り、殆どが妨げる要因が原因となってスムーズなコミュニケーションが出来なくなります。
そんな問題が発生して、60分で予定していたミーティングが5分10分と遅れてしまい、ミーティングに使える時間が結局45分になってしまった。という事も経験も皆さんあるんではないでしょうか?
少し大げさにはなりますが、今回のこの問題ですと、非同期で相手とコミュニケーションを取っている段階で、相手がスムーズにオンラインミーティングを開始出来るような状況(同期型コミュニケーションが行える状況)を創り出せるように体験を提供して上げるべきだと思います。

意外にこの点を意識出来ている人は少なくなく、非同期は非同期、同期は同期でオンラインにおけるコミュニケーションが分断されてしまっている印象を受けます。

オンラインコミュニケーションの良い所は、非同期であろうが同期であろうが「人に共有する」という事が容易な所です。
URLをコピーして共有するだけで相手に簡単に情報を共有する事が出来たりもします。

だからこそ、相手にとってスムーズにオンラインコミュニケーションが出来る体験を提供する事で、よりオンラインコミュニケーションが非同期でも同期でも便利になるのです。

■ まとめ

オンラインコミュニケーションに関して書かせて頂きました。
スキルと言う観点で纏めると…

  • 同期型と非同期型のオンラインコミュニケーションがある事を理解する。

  • 同期型で求められるスキル、非同期型で求められるスキルを理解する。

    • 同期型は、ハードとソフトの両方のスキルが求められる。

    • 非同期型は、情報のアウトプットとツールをどう使いこなすか?が求められる。

  • オンラインコミュニケーションでは、非同期型から同期型へコミュニケーションを移行するといった場合、相手にとってストレスのないコミュニケーション移行体験を提供する事が大切

といった所でしょうか…
これらのスキルはこの2年で当たり前にはなりましたが、まだまだ「しっかりと習得して活用出来ている人」というのは少ないように思います。
まだまだ「何となくで活用出来ている」というレベルの人が大半だと思います。

今の状態でも大きな問題はありませんが、色々な課題が出てきている事は間違いありません。
是非、オンラインコミュニケーションスキルを今一度、見直して、より高いレベルのオンラインコミュニケーションスキルを習得して欲しいと思っています。

■ リアルとオンラインを繋ぐコミュニケーション体験の提供

最後に、今後、主流となるのが「リアルコミュニケーションとオンラインコミュニケーションを繋ぐコミュニケーション体験」です。
※ 弊社の3つの自社サービスも実はこの考えの元、開発をしました。

現在、リアルはリアル、オンラインはオンラインという分断したコミュニケーションの考え方が多いですが、その垣根はなくなっています。

リアルとオンラインを繋ぐコミュニケーション体験というのが求められているのは事実であり、実はもう既に生活の中にも入ってきています。

この話はまた違う note で展開をさせて頂きます。


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