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僕が東京から地元の田舎にUターンした本当の理由 #9

こんばんは。目の前のガラスにヤモリが毎日張り付いているのを見ながら今日もnote記事を書くユアンです。暑いといって窓を開けると入ってくるので要注意!


今日は昨日洗い出したテーマの1つ、僕が田舎にUターンした本当の理由を赤裸々に書こうと思います。

率直に本当の理由は会社を辞める口実です。



僕は東京から逃げ出したのです。



当時僕が6年間働いたアパレル会社はブラック中のブラックでした。
格主要の駅ビルなど20店舗程あるそこそこのアパレル会社。
主に中国に提携工場を持ち、生産から販売までを一貫しているSPAアパレル企業です。


思い出しながら書いていますが長くなりそうなのでここからは時系列で箇条書きにまとめます。


入社1年目、10人ほど新卒で入り、1年間で9人辞め僕一人に。

休みの日は知り合いのつながりでコレクションブランドの手伝い。

やる気に満ち溢れ、辞めて行く奴などに目もくれず出世街道まっしぐら。

3年目には販売、商品管理、デザインアシスタントをへて、チーフデザイナーに就任

しかし先輩が辞め、僕の負担増大。土日もほぼ休みなく毎日24時超えの残業。もちろんサービス残業

それでも業績が悪く、保険除外に給料遅延

この頃には会社に行くのに吐き気がするようになる。

何度もデザインややり方について意見するが、そのたび朝まで説教

4年目にはワンマン社長の右腕でYesマン 心を亡くしたロボットに変身。

気がついたら、社長のマッサージ、猫の世話、モーニングコール、草むしり。

5年目、会社の株も1部譲渡され次期社長候補に。


そして6年目、1年かけて説得の上、会社を辞職


辞表を書いては渡せない日が7日間続いて、家に帰っては悔しくて泣いて。
自分の誕生日を自分の中の期限にし、誕生日当日何とか辞表を渡せて。


その時の最後の理由が
「親父が癌になって・・・実家の仕事を継がないといけなくなりました」

はい、そうなんです。
御察しの通り、
嘘なんです。
大嘘つきなんです。僕は。。。
最低のクソやろーなんです。


でも当時の僕にはこれしかなかったんです。



本当に東京から逃げたかった。



そして、付き合っていた彼女と結婚と同時に2人とも無職で僕の地元に移住。その時は地方に戻っても市内に2人暮らしを始め、2人でハローワークに行ったり職業訓練校に通ったり引越しのアルバイトや、派遣の仕事などし貧乏ながらも新しい暮らしを充実していました。
実は2人の中で2年間お金を貯めて、また東京に戻ろう計画がありました。
そして2年経ち東京に戻る準備をしていたある日。

嫁から思わぬ一言。



「妊娠したみたい」



嬉しさなのか、不安なのか、涙が溢れてきた。


そして、その事がきっかけで僕の実家のど田舎にUターンする事を決めた。


しかし、そこから恐怖の田舎暮らしが始まるなんて僕らはまだ思ってもいなかった。


きゃぁーーーーー!!



最後ホラーになってしまいましたが、本日はここまでwww

だいぶギュッしたつもりが長くなってしまった。

会社は今考えても超ブラック企業でしたが、海外出張や全国の新規出店、商品デザイン全般など貴重な経験をたくさん出来たことは心からの感謝です。
でも、この会社は3年前くらいに倒産していました。
借金10億円。


ぎゃぁーーーーー!!



終わり。


#田舎暮らし #毎日note #365日note #ブラック企業 #アパレル


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