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田舎でのリアルな暮らし(同居&初出産) #10

こんばんは。玄関開けたらカエルが10匹。
何とかごまかしごまかし10日連続投稿中のユアンです。


今日は昨日の続きの 僕が東京から地元の田舎にUターンした本当の理由 #9 の田舎Uターン編を書こうと思います。

無事に東京のアパレル会社を辞め、地元に戻って2年目、長男の妊娠を機に実家のある超ど田舎にUターン移住する事に決めました。
家族と話し合った結果、同居だけは辞めておこうという話になり、隣の納屋をセルフリノベーションして敷地内同居にすることに。

母屋には90歳のおばあちゃん、僕の母と父の3人が暮らし。

そこに僕と妊娠中の嫁も加わり、新居ができるまでは実家にお世話になることになりました。


ここでいきなり田舎大変あるある〜。


春と秋の大量カメムシ(臭い虫)

巨大ゲジゲジやムカデなど気持ち悪い昆虫が普通に家の中に出てくる。

雨の日の大量なカエル。

嫁がこっちの方言の癖が強くて全く分からない。おばあちゃんは通訳ないとほぼ聞き取れない。

朝昼晩がきっちり決まっている。ついでに10時と15時のおやつもピッタリある。

そこで一番大変だったのが、やはり嫁姑問題。
さらにおばあちゃんが加わり3世代に渡ってのジェネレーションギャップ。

これは凄く難しい問題だと思う。血の繋がっていない世代も違う女性3人。
別にここにはTVで見るような意地悪婆さんや鬼姑、鬼嫁みたいなものは全くなく、普段は本当に仲良くお互い気を使いながら暮らしている。
同居も納屋の改装が終わるまでの3ヶ月。新居が出来ればご飯もお風呂も別なので大丈夫かと思っていたのだけど・・・


それでも毎日一緒にいると段々とちょっとした価値観の違いで嫌味な言い方になったり、顔に出たり、ちょっとした事を長く引きずって話さなくなったり。


んー例えばある日のエピソードで、夜ご飯の片ずけの際に、お味噌汁がほんの少しだけ残っていたのをおばあちゃんは「明日にとっておきんちゃいな」と言ったことに「でもカスしか残ってないんで捨てちゃいますね」と嫁。その時の「でも・・・」が口答えした!となり、そこから2週間の無視が始まった。
朝の挨拶もない、目も合わさない。嫁はなんかおかしいなと思い悩んでいたけどいっこうに分からない状態。
初めは原因がわからず、私が何をしたんだろうとひたすらに凹む嫁。母が間に入りおばあちゃんに聞き、「あの時の口答えが疳の虫に触った(腹が立った)」と。
でももう大人げないから終わりにしたいのだけどタイミングを失ってしまって。。。
おばあちゃんも悩んでいたみたい。

ちょっとした事だけど、一つ屋根の下で暮らしているとそんな事は色々ある。バチバチの喧嘩や言い合いは無かったけど、恐らく当時はみんなが気を使い合ってたと思う。ちなみに僕と父は当時は何にも気にしておらず、ビールを飲んでソファーでゴロン。多分、それも含めイライラさしていたんだろーなーと今なら少しわかる。


嫁からすると初めての田舎暮らしに、同居&初出産
当時の話を時々するのだけれど、やっぱり人生で一番きつかったらしい。

僕達の場合は僕の実家にUターンというバージョンなので、田舎暮らしを探している人たちとはちょっとスタート時の状況は違ったりする。
正直、同居してて助けてもらう事や良かったなと思えることも沢山ある。

僕の周りにはUターン同居パターンには出会った事がない。
僕と同じような人いるのかなー?


Uターンの際は同居&出産はお勧めしない事をここに宣言します。


そして雪が溶け春の風を感じてきた頃、僕達の第一子が無事に生まれた


新たな生命の誕生。初めてで不安も沢山あったけど、これから新しい家族のカタチが始まる。
幸せの絶頂。希望しかない。新しい未来への扉。



そんな事を思っていたのだが・・・現実は・・・



続きはまた明日。

#田舎暮らし #毎日note #365日note #Uターン #同居 #嫁姑

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